処方薬
メイセリン静注用1g
先発

メイセリン静注用1gの基本情報

メイセリン静注用1gの概要

商品名 メイセリン静注用1g
一般名 セフミノクスナトリウム水和物注射用
薬価・規格 554.0円 (1g1瓶)
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 注射用
注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
製造会社 MeijiSeikaファルマ
YJコード 6132422D2035
レセプト電算コード 620007514
添付文書PDFファイル

メイセリン静注用1gの主な効果と作用

  • セフェム系の抗生物質です。細菌の細胞壁の合成を阻害して細菌の増殖をおさえる働きがあります。
  • 病気(感染症)の原因となる菌を殺すお薬です。

メイセリン静注用1gの用途

メイセリン静注用1gの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

下痢、過敏症、発疹、発赤、そう痒、BUN上昇、血中クレアチニン上昇、蛋白尿、赤血球減少、ヘマトクリット値低下、ヘモグロビン減少

起こる可能性のある重大な副作用

汎血球減少症、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、急性腎障害、重篤な腎障害、間質性肺炎、PIE症候群、発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線像異常、好酸球増多、ショック、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢

上記以外の副作用

顆粒球減少、血小板減少、プロトロンビン時間延長、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、γ-GTP上昇、LAP上昇、LDH上昇、ビリルビン上昇、嘔気、嘔吐、食欲不振、乏尿、血尿、黄疸、菌交代症、口内炎、カンジダ症、ビタミンK欠乏症状、低プロトロンビン血症、出血傾向、ビタミンB群欠乏症状、舌炎、神経炎、全身倦怠感

メイセリン静注用1gの用法・用量

  • 通常、成人には1日2g(力価)を2回に分割し、静脈内注射又は点滴静注する
  • 小児には1回20mg(力価)/kgを1日3~4回静脈内注射又は点滴静注する
    • なお、年齢、症状により適宜増減するが、敗血症、難治性又は重症感染症には、成人では1日6g(力価)まで増量し3~4回に分割して投与する
  • 静脈内注射の場合は、1g(力価)当り20mLの注射用水、糖液又は電解質溶液に溶解して緩徐に注射する
    • また、点滴静注の場合は、1g(力価)当り100~500mLの糖液又は電解質溶液に溶解して1~2時間かけて静注する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

メイセリン静注用1gの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

メイセリン静注用1gの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
利尿剤 腎障害が発現・悪化
フロセミド 腎障害が発現・悪化
エタノール摂取 ジスルフィラム様作用<顔面潮紅・心悸亢進・めまい・頭痛・嘔気等>

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの

メイセリン静注用1gと主成分が同じ薬

  • 注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
    薬価 554.0円 (1g1瓶)
    薬の形状 注射薬 > 散剤 > 注射用
    製造会社 MeijiSeikaファルマ
    先発
主成分が同じ薬をすべて見る

メイセリン静注用1gに関係する解説

セフェム系抗菌薬

  • メイセリン静注用1gは、セフェム系抗菌薬に分類される。
  • セフェム系抗菌薬とは、細菌の細胞壁合成を阻害し細菌を殺すことで抗菌作用をあらわす薬。

セフェム系抗菌薬の代表的な商品名

  • ケフラール
  • パンスポリン
  • セフゾン
  • フロモックス
  • メイアクト
セフェム系抗菌薬についての詳しい解説を見る