処方薬
セフォビッド注射用1g
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セフォビッド注射用1gの基本情報

セフォビッド注射用1gの概要

商品名 セフォビッド注射用1g
一般名 セフォペラゾンナトリウム注射用
薬価・規格 643.0円 (1g1瓶)
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 注射用
注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
製造会社 富士フイルムファーマ
YJコード 6132410D2024
レセプト電算コード 646130067
添付文書PDFファイル

セフォビッド注射用1gの主な効果と作用

  • セフェム系の抗生物質です。細菌の細胞壁の合成を阻害して細菌の増殖をおさえる働きがあります。
  • 病気(感染症)の原因となる菌を殺すお薬です。

セフォビッド注射用1gの用途

セフォビッド注射用1gの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

発疹、下痢、そう痒、悪心、嘔吐、Al-P上昇、過敏症、蕁麻疹、顆粒球減少、AST上昇、ALT上昇

起こる可能性のある重大な副作用

発熱、アナフィラキシー、呼吸困難、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、間質性肺炎、好酸球性肺炎、咳嗽、胸部X線異常、好酸球増多、溶血性貧血、ショック、急性腎不全、重篤な腎障害

上記以外の副作用

貧血、痙攣、菌交代症、口内炎、カンジダ症、ビタミンK欠乏症状、低プロトロンビン血症、出血傾向、ビタミンB群欠乏症状、舌炎、食欲不振、神経炎、紅斑、血小板減少、ビリルビン上昇、黄疸、頭痛、浮腫、倦怠感、ほてり感

セフォビッド注射用1gの用法・用量

  • セフォペラゾンナトリウムとして、1日1~2g(力価)を2回に分けて静脈内注射又は筋肉内注射する
  • 小児にはセフォペラゾンナトリウムとして、1日25~100mg(力価)/kgを2~4回に分けて静脈内注射する
  • 難治性又は重症感染症には症状に応じて、1日量6g(力価)、小児では150mg(力価)/kgまで増量し、2~4回に分割投与する
  • 静脈内注射に際しては、日本薬局方注射用水、日本薬局方生理食塩液又は日本薬局方ブドウ糖注射液に溶解し、緩徐に投与する
    • なお、点滴による静脈内注射に際しては補液に溶解して用いる
  • 筋肉内注射に際しては、本剤0.5~1g(力価)を日本薬局方リドカイン注射液(0.5w/v%)3mLに溶解して用いる
  • [点滴静注時の溶解にあたっての注意]点滴静注にあたっては、注射用水を使用しない(溶液が等張にならないため)
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

セフォビッド注射用1gの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

セフォビッド注射用1gの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
利尿剤 類似化合物<他のセフェム系薬剤>との併用により腎毒性の増強
フロセミド 類似化合物<他のセフェム系薬剤>との併用により腎毒性の増強
エタノール摂取 ジスルフィラム様作用<潮紅・悪心・頻脈・多汗・頭痛等>

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの<ジン、ウオッカ、ラム、ウイスキー、ブランデー など>

セフォビッド注射用1gと主成分が同じ薬

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    薬の形状 注射薬 > 散剤 > 注射用
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