処方薬
セフゾンカプセル50mg

セフゾンカプセル50mgの基本情報

セフゾンカプセル50mgの概要

商品名 セフゾンカプセル50mg
一般名 セフジニルカプセル
薬価・規格 52.0円 (50mg1カプセル)
薬の形状
内用薬 > カプセル剤 > カプセル
内用薬 > カプセル剤 > カプセルのアイコン
製造会社 LTLファーマ
ブランド セフゾン細粒小児用10% 他
YJコード 6132013M1029
レセプト電算コード 616130531
識別コード セフゾン50mg@
添付文書PDFファイル

セフゾンカプセル50mgの主な効果と作用

  • セフェム系の抗生物質です。細菌の細胞壁の合成を阻害して細菌の増殖をおさえる働きがあります。
  • 病気(感染症)の原因となる菌を殺すお薬です。

セフゾンカプセル50mgの用途

セフゾンカプセル50mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

腹痛、下痢、好酸球増多、発疹、胃部不快感、紅斑、過敏症、食欲不振、菌交代症、口内炎、カンジダ症

起こる可能性のある重大な副作用

皮膚障害、血液障害、ショック、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗、アナフィラキシー、呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、発熱、頭痛、関節痛、皮膚紅斑、皮膚水疱、粘膜紅斑、粘膜水疱、皮膚緊張感、皮膚灼熱感、皮膚疼痛、汎血球減少、無顆粒球症、咽頭痛、倦怠感、血小板減少、点状出血、紫斑、溶血性貧血、ヘモグロビン尿、貧血症状、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、頻回の下痢、間質性肺炎、PIE症候群、咳嗽、胸部X線異常、急性腎障害、重篤な腎障害、劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、重篤な肝炎、著しいAST上昇、著しいALT上昇、著しいAl-P上昇

上記以外の副作用

黒毛舌、ビタミンK欠乏症状、低プロトロンビン血症、出血傾向、ビタミンB群欠乏症状、舌炎、神経炎、しびれ、浮腫、そう痒、顆粒球減少、BUN上昇、悪心、嘔吐、胸やけ、便秘、めまい、胸部圧迫感

セフゾンカプセル50mgの用法・用量

  • 通常、セフジニルとして成人1回100mg(力価)を1日3回経口投与する
    • なお、年齢及び症状に応じて適宜増減する
  • (用法及び用量に関連する注意)血液透析患者では1日100mg1回投与が望ましい〔9.2.1、16.6.2参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

セフゾンカプセル50mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

セフゾンカプセル50mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
鉄剤<服用> 本剤の吸収を約10分の1まで阻害
ワルファリンカリウム 作用が増強
アルミニウム含有制酸剤 本剤の吸収が低下し効果が減弱
マグネシウム含有制酸剤 本剤の吸収が低下し効果が減弱

飲食物との組み合わせ注意

  • 鉄分を含むもの<バジル、海苔、あゆ、ひじき、あさり など>

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セフゾンカプセル50mgに関係する解説

セフェム系抗菌薬

  • セフゾンカプセル50mgは、セフェム系抗菌薬に分類される。
  • セフェム系抗菌薬とは、細菌の細胞壁合成を阻害し細菌を殺すことで抗菌作用をあらわす薬。

セフェム系抗菌薬の代表的な商品名

  • ケフラール
  • パンスポリン
  • セフゾン
  • フロモックス
  • メイアクト
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