処方薬
ビクシリン注射用1g

ビクシリン注射用1gの基本情報

ビクシリン注射用1gの概要

商品名 ビクシリン注射用1g
一般名 アンピシリンナトリウム注射用
薬価・規格 360.0円 (1g1瓶)
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 注射用
注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
製造会社 MeijiSeikaファルマ
ブランド ビクシリンカプセル250mg 他
YJコード 6131400D3100
レセプト電算コード 621077201
添付文書PDFファイル

ビクシリン注射用1gの主な効果と作用

  • 病気(感染症)の原因となる菌を殺すお薬です。
  • ペニシリン系の抗生物質です。細菌の細胞壁の合成を阻害して細菌の増殖をおさえる働きがあります。

ビクシリン注射用1gの用途

ビクシリン注射用1gの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

下痢、悪心、食欲不振、発疹、過敏症、発熱、蕁麻疹、痙攣、神経症状、貧血、好酸球増多

起こる可能性のある重大な副作用

急性汎発性発疹性膿疱症、肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、ショック、アナフィラキシー、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、無顆粒球症、溶血性貧血、急性腎障害、重篤な腎障害、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢

上記以外の副作用

顆粒球減少、血小板減少、Al-P上昇、菌交代症、口内炎、カンジダ症、ビタミンK欠乏症状、低プロトロンビン血症、出血傾向、ビタミンB群欠乏症状、舌炎、神経炎

ビクシリン注射用1gの用法・用量

  • 〈成人〉筋肉内注射の場合アンピシリンとして、通常、成人には1回250~1000mg(力価)を1日2~4回筋肉内注射する
  • 敗血症、感染性心内膜炎、化膿性髄膜炎については、一般に通常用量より大量を使用する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • 静脈内注射の場合アンピシリンとして、通常、成人には1日量1~2g(力価)を1~2回に分けて日局生理食塩液又は日局ブドウ糖注射液に溶解し静脈内注射し、点滴静注による場合は、アンピシリンとして、通常、成人には1日量1~4g(力価)を1~2回に分けて輸液100~500mLに溶解し1~2時間かけて静脈内に点滴注射する
  • 敗血症、感染性心内膜炎、化膿性髄膜炎については、一般に通常用量より大量を使用する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • 〈小児〉アンピシリンとして、通常、小児には1日100~200mg(力価)/kgを3~4回に分けて日局生理食塩液又は日局ブドウ糖注射液に溶解し静脈内注射し、点滴静注による場合は、輸液に溶解して用いる
    • なお、症状・病態に応じて適宜増量とするが、投与量の上限は1日400mg(力価)/kgまでとする
  • 〈新生児〉アンピシリンとして、通常、新生児には1日50~200mg(力価)/kgを2~4回に分けて日局生理食塩液又は日局ブドウ糖注射液に溶解し静脈内注射し、点滴静注による場合は、輸液に溶解して用いる
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ビクシリン注射用1gの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ビクシリン注射用1gの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
経口避妊薬 当該薬剤の効果が減弱
アロプリノール 発疹の発現が増加

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ビクシリン注射用1gに関係する解説

ペニシリン系抗菌薬

  • ビクシリン注射用1gは、ペニシリン系抗菌薬に分類される。
  • ペニシリン系抗菌薬とは、細菌の細胞壁合成を阻害し細菌に殺菌的に抗菌作用をあらわす薬。

ペニシリン系抗菌薬の代表的な商品名

  • サワシリン、パセトシン
  • ビクシリンS
  • オーグメンチン
  • クラバモックス
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