バンコマイシン眼軟膏1%に関係する解説
抗菌薬（点眼薬）
- バンコマイシン眼軟膏1%は、抗菌薬（点眼薬）に分類される。
- 抗菌薬（点眼薬）とは、細菌増殖を阻害し、抗菌作用をあらわすことで結膜炎などを治療したり、眼の手術前後の細菌感染を予防する薬。
抗菌薬（点眼薬）の代表的な商品名
- エコリシン
- ベストロン
- ガチフロ
- クラビット
- ベガモックス
処方薬
バンコマイシン眼軟膏1%
先発
バンコマイシン眼軟膏1%の基本情報
バンコマイシン眼軟膏1%の概要
| 商品名 | バンコマイシン眼軟膏1% |
|---|---|
| 一般名 | バンコマイシン塩酸塩軟膏 |
| 薬価・規格 | 4274.7円 (1%1g) |
| 薬の形状 |
外用薬 > 目・耳鼻用剤 > 軟膏・硬膏
|
| 製造会社 | 東亜薬品 |
| YJコード | 6113700M1023 |
| レセプト電算コード | 621971901 |
バンコマイシン眼軟膏1%の主な効果と作用
- 目の
炎症 を引き起こしている細菌 を殺す働きがあります。 - 感染が原因となる目の病気を治療する眼軟膏です。
バンコマイシン眼軟膏1%の用途
バンコマイシン眼軟膏1%の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
眼瞼浮腫、結膜充血、眼異常感、眼そう痒感、眼分泌物増加、顔面腫脹、眼瞼発赤、創傷治癒遅延
起こる可能性のある重大な副作用
ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、全身潮紅、浮腫、角膜障害、角膜びらん、角膜上皮障害
バンコマイシン眼軟膏1%の用法・用量
- 通常、適量を1日4回塗布する
- （用法及び用量に関連する注意）7.1． 本剤の投与にあたっては、耐性菌の発現を防ぐため、次のことに注意すること
- 7.1．1． 本剤の投与期間は、14日間以内を目安とすること
- なお、感染部位、重症度、患者の症状等を考慮し、適切な時期に、本剤の継続投与が必要か否か判定し、疾病の治療上必要な最低限の期間の投与にとどめること
- 7.1．2． 14日間を超えた投与期間における安全性は確認されていない
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
バンコマイシン眼軟膏1%の使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください