塩酸バンコマイシン点滴静注用0.5g*(OK)に関係する解説
グリコペプチド系抗菌薬
- 塩酸バンコマイシン点滴静注用0.5g*(OK)は、グリコペプチド系抗菌薬に分類される。
- グリコペプチド系抗菌薬とは、細菌の細胞壁合成を阻害し細菌を殺すことで抗菌作用をあらわす薬。
グリコペプチド系抗菌薬の代表的な商品名
- バンコマイシン
- タゴシッド
商品名 | 塩酸バンコマイシン点滴静注用0.5g*(OK) |
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一般名 | バンコマイシン塩酸塩静注用 |
薬価・規格 | 710.0円 (0.5g1瓶) |
薬の形状 |
注射薬 > 散剤 > 静注用
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製造会社 | 大蔵製薬 |
YJコード | 6113400A1200 |
レセプト電算コード | 621066003 |
下痢、発赤、顔面潮紅、ビリルビン上昇、LDH上昇、BUN上昇、クレアチニン上昇、白血球減少、静脈炎、血管痛、過敏症
ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、全身潮紅、浮腫、急性腎障害、間質性腎炎、重篤な腎障害、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、剥脱性皮膚炎、薬剤性過敏症症候群、発疹、発熱、肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現、遅発性の重篤な過敏症状、ヒトヘルペスウイルス6再活性化、HHV-6再活性化、ウイルス再活性化、第8脳神経障害、眩暈、耳鳴、聴力低下、難聴、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、黄疸、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇
そう痒、蕁麻疹、線状IgA水疱症、γ-GTP上昇、LAP上昇、貧血、嘔気、嘔吐、皮膚血管炎、悪寒、注射部疼痛
薬剤名 | 影響 |
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全身麻酔 | 紅斑、ヒスタミン様潮紅、アナフィラキシー反応 |
チオペンタール | 紅斑、ヒスタミン様潮紅、アナフィラキシー反応 |
腎毒性及び聴器毒性を有する薬剤 | 腎障害・聴覚障害が発現・悪化 |
アミノグリコシド系抗生物質 | 腎障害・聴覚障害が発現・悪化 |
硫酸アルベカシン | 腎障害・聴覚障害が発現・悪化 |
トブラマイシン | 腎障害・聴覚障害が発現・悪化 |
白金含有の抗悪性腫瘍剤 | 腎障害・聴覚障害が発現・悪化 |
シスプラチン | 腎障害・聴覚障害が発現・悪化 |
ネダプラチン | 腎障害・聴覚障害が発現・悪化 |
腎毒性を有する薬剤 | 腎障害が発現・悪化 |
アムホテリシンB | 腎障害が発現・悪化 |
シクロスポリン | 腎障害が発現・悪化 |