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塩酸バンコマイシン点滴静注用0.5g(シオノギ)
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塩酸バンコマイシン点滴静注用0.5g(シオノギ)の基本情報

塩酸バンコマイシン点滴静注用0.5g(シオノギ)の概要

商品名 塩酸バンコマイシン点滴静注用0.5g(シオノギ)
一般名 バンコマイシン塩酸塩静注用
薬価・規格 1427.0円 (0.5g1瓶)
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 静注用
注射薬 > 散剤 > 静注用のアイコン
製造会社 大蔵製薬
ブランド 塩酸バンコマイシン散0.5g(シオノギ) 他
YJコード 6113400A1120
レセプト電算コード 620006792
添付文書PDFファイル

塩酸バンコマイシン点滴静注用0.5g(シオノギ)の主な効果と作用

  • 病気(感染症)の原因となる菌を殺すお薬です。
  • ペプチド系の抗生物質です。細菌の細胞壁の合成を阻害して細菌の増殖をおさえる働きがあります。

塩酸バンコマイシン点滴静注用0.5g(シオノギ)の用途

塩酸バンコマイシン点滴静注用0.5g(シオノギ)の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

そう痒、発赤、ビリルビン上昇、BUN上昇、クレアチニン上昇、貧血、白血球減少、過敏症、線状IgA水疱症、嘔吐、皮膚血管炎

起こる可能性のある重大な副作用

急性腎障害、間質性腎炎、重篤な腎障害、無顆粒球症、血小板減少、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、剥脱性皮膚炎、薬剤性過敏症症候群、発疹、発熱、肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現、遅発性の重篤な過敏症状、ヒトヘルペスウイルス6再活性化、HHV-6再活性化、ウイルス再活性化、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、黄疸、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、全身潮紅、浮腫、汎血球減少、第8脳神経障害、眩暈、耳鳴、聴力低下

上記以外の副作用

悪寒、注射部疼痛、下痢、蕁麻疹、顔面潮紅、LDH上昇、γ-GTP上昇、LAP上昇、嘔気、静脈炎、血管痛

塩酸バンコマイシン点滴静注用0.5g(シオノギ)の用法・用量

  • バンコマイシン塩酸塩として1日2g(力価)を1回0.5g(力価)6時間ごと又は1回1g(力価)12時間ごとに分割して、それぞれ60分以上かけて点滴静注する
    • なお、年齢、体重、症状により適宜増減する
  • 高齢者には、1回0.5g(力価)12時間ごと又は1回1g(力価)24時間ごとに、それぞれ60分以上かけて点滴静注する
    • なお、年齢、体重、症状により適宜増減する
  • 小児、乳児には、1日40mg(力価)/kgを2~4回に分割して、それぞれ60分以上かけて点滴静注する
  • 新生児には、1回投与量を10~15mg(力価)/kgとし、生後1週までの新生児に対しては12時間ごと、生後1カ月までの新生児に対しては8時間ごとに、それぞれ60分以上かけて点滴静注する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

塩酸バンコマイシン点滴静注用0.5g(シオノギ)の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

塩酸バンコマイシン点滴静注用0.5g(シオノギ)の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
全身麻酔 紅斑、ヒスタミン様潮紅、アナフィラキシー反応
チオペンタール 紅斑、ヒスタミン様潮紅、アナフィラキシー反応
腎毒性及び聴器毒性を有する薬剤 腎障害・聴覚障害が発現・悪化
アミノグリコシド系抗生物質 腎障害・聴覚障害が発現・悪化
アルベカシン 腎障害・聴覚障害が発現・悪化
トブラマイシン 腎障害・聴覚障害が発現・悪化
白金含有の抗悪性腫瘍剤 腎障害・聴覚障害が発現・悪化
シスプラチン 腎障害・聴覚障害が発現・悪化
ネダプラチン 腎障害・聴覚障害が発現・悪化
腎毒性を有する薬剤 腎障害が発現・悪化
アムホテリシンB 腎障害が発現・悪化
シクロスポリン 腎障害が発現・悪化

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