処方薬
ダラシンカプセル75mg

ダラシンカプセル75mgの基本情報

ダラシンカプセル75mgの概要

商品名 ダラシンカプセル75mg
一般名 クリンダマイシン塩酸塩カプセル
薬価・規格 17.6円 (75mg1カプセル)
薬の形状
内用薬 > カプセル剤 > カプセル
内用薬 > カプセル剤 > カプセルのアイコン
製造会社 ファイザー
ブランド ダラシンTゲル1% 他
YJコード 6112001M1031
レセプト電算コード 620006026
識別コード UPJOHN331UPJOHN331
添付文書PDFファイル

ダラシンカプセル75mgの主な効果と作用

  • 病気(感染症)の原因となる菌を殺すお薬です。
  • リンコマイシン系の抗生物質です。細菌のタンパク質の合成を阻害して細菌の増殖をおさえる働きがあります。

ダラシンカプセル75mgの用途

ダラシンカプセル75mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

浮腫、下痢、過敏症、食道炎、食道潰瘍、軟便、食欲不振、悪心、嘔吐、舌炎、そう痒

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、急性汎発性発疹性膿疱症、発疹、剥脱性皮膚炎、薬剤性過敏症症候群、発熱、肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現、遅発性の重篤な過敏症状、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少、間質性肺炎、PIE症候群、咳嗽、胸部X線異常、黄疸、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、急性腎障害

上記以外の副作用

白血球減少、顆粒球減少、BUN上昇、クレアチニン上昇、NPN上昇、窒素血症、乏尿、蛋白尿、耳鳴、めまい、菌交代症、口内炎、カンジダ症、頭痛、倦怠感、腟炎、小水疱性皮膚炎、多発性関節炎、苦味

ダラシンカプセル75mgの用法・用量

  • 通常、成人はクリンダマイシン塩酸塩として1回150mg(力価)を6時間ごとに経口投与、重症感染症には1回300mg(力価)を8時間ごとに経口投与する
  • 小児には体重1kgにつき、1日量15mg(力価)を3~4回に分けて経口投与、重症感染症には体重1kgにつき1日量20mg(力価)を3~4回に分けて経口投与する
  • ただし、年齢、体重、症状等に応じて適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ダラシンカプセル75mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ダラシンカプセル75mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
エリスロマイシン 本剤の効果があらわれない
末梢性筋弛緩剤 筋弛緩作用が増強
スキサメトニウム 筋弛緩作用が増強
ツボクラリン 筋弛緩作用が増強

ダラシンカプセル75mgと主成分が同じ薬

  • 内用薬 > カプセル剤 > カプセルのアイコン
    薬価 23.8円 (150mg1カプセル)
    薬の形状 内用薬 > カプセル剤 > カプセル
    製造会社 ファイザー
  • 内用薬 > カプセル剤 > カプセルのアイコン
    薬価 17.6円 (75mg1カプセル)
    薬の形状 内用薬 > カプセル剤 > カプセル
    製造会社 ファイザー
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ダラシンカプセル75mgに関係する解説

リンコマイシン系抗菌薬(クリンダマイシン内服薬・注射剤)

  • ダラシンカプセル75mgは、リンコマイシン系抗菌薬(クリンダマイシン内服薬・注射剤)に分類される。
  • リンコマイシン系抗菌薬(クリンダマイシン内服薬・注射剤)とは、細菌の生命維持や増殖に必要なタンパク質合成を阻害し、細菌の増殖を抑えることで抗菌作用をあらわす抗菌薬。

リンコマイシン系抗菌薬(クリンダマイシン内服薬・注射剤)の代表的な商品名

  • ダラシン
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