処方薬
デュピクセント皮下注300mgペン
先発
デュピクセント皮下注300mgペンの基本情報
デュピクセント皮下注300mgペンの概要
商品名 | デュピクセント皮下注300mgペン |
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一般名 | デュピルマブ(遺伝子組換え)キット(2) |
薬価・規格 | 61714.0円 (300mg2mL1キット) |
薬の形状 |
注射薬 > キット類 > キット類
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製造会社 | サノフィ |
YJコード | 4490405G2020 |
レセプト電算コード | 629911101 |
デュピクセント皮下注300mgペンの主な効果と作用
デュピクセント皮下注300mgペンの用途
デュピクセント皮下注300mgペンの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
注射部位紅斑、結膜炎、口腔ヘルペス、単純ヘルペス、アレルギー性結膜炎、眼瞼炎、眼乾燥、好酸球増加症、注射部位反応、注射部位そう痒感、注射部位浮腫
起こる可能性のある重大な副作用
重篤な過敏症、血圧低下、呼吸困難、意識消失、めまい、嘔気、嘔吐、そう痒感、潮紅、血管性浮腫、アナフィラキシー
上記以外の副作用
頭痛、発疹、発熱、関節痛、眼そう痒症、角膜炎、潰瘍性角膜炎、血清病、血清病様反応
デュピクセント皮下注300mgペンの用法・用量
- 〈アトピー性皮膚炎〉通常、成人にはデュピルマブ(遺伝子組換え)として初回に600mgを皮下投与し、その後は1回300mgを2週間隔で皮下投与する
- 通常、生後6カ月以上の小児にはデュピルマブ(遺伝子組換え)として体重に応じて次を皮下投与する
- 5kg以上15kg未満:1回200mgを4週間隔
- 15kg以上30kg未満:1回300mgを4週間隔
- 30kg以上60kg未満:初回に400mg、その後は1回200mgを2週間隔
- 60kg以上:初回に600mg、その後は1回300mgを2週間隔
- 〈結節性痒疹〉通常、成人にはデュピルマブ(遺伝子組換え)として初回に600mgを皮下投与し、その後は1回300mgを2週間隔で皮下投与する
- 〈特発性の慢性蕁麻疹〉通常、成人にはデュピルマブ(遺伝子組換え)として初回に600mgを皮下投与し、その後は1回300mgを2週間隔で皮下投与する
- 通常、12歳以上の小児にはデュピルマブ(遺伝子組換え)として体重に応じて次を皮下投与する
- 30kg以上60kg未満:初回に400mg、その後は1回200mgを2週間隔
- 60kg以上:初回に600mg、その後は1回300mgを2週間隔
- 〈気管支喘息〉通常、成人及び12歳以上の小児にはデュピルマブ(遺伝子組換え)として初回に600mgを皮下投与し、その後は1回300mgを2週間隔で皮下投与する
- 〈鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎〉通常、成人にはデュピルマブ(遺伝子組換え)として1回300mgを2週間隔で皮下投与する
- なお、症状安定後には、1回300mgを4週間隔で皮下投与できる
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈アトピー性皮膚炎〉本剤による治療反応は、通常投与開始から16週までには得られるため、16週までに治療反応が得られない場合は、投与中止を考慮すること
- 7.2. 〈アトピー性皮膚炎、特発性慢性蕁麻疹〉200mgシリンジと300mgシリンジ又は300mgペンの生物学的同等性試験は実施していないため、600mgを投与する際には200mgシリンジを使用しないこと
- 7.3. 〈特発性慢性蕁麻疹〉臨床試験において、本剤の24週以降の使用経験は無いため、24週以降も継続して投与する場合は、患者の状態を考慮し、その必要性を慎重に判断すること
- 特に、特発性慢性蕁麻疹の場合、用法及び用量どおり、24週間使用しても効果が認められない場合には、漫然と投与を続けないよう注意すること〔17.1.5参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
デュピクセント皮下注300mgペンの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください