処方薬
シオゾール注10mg
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シオゾール注10mgの基本情報

シオゾール注10mgの概要

商品名 シオゾール注10mg
一般名 金チオリンゴ酸ナトリウム注射液
薬価・規格 367.0円 (10mg1mL1管)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
製造会社 高田製薬
ブランド シオゾール注10mg 他
YJコード 4420402A1031
レセプト電算コード 640453080
添付文書PDFファイル

シオゾール注10mgの主な効果と作用

  • 免疫機能の異常を調節し、関節の炎症やはれをやわらげる働きがあります。
  • リウマチによる関節の炎症やはれ、こわばりなどの症状を改善するお薬です。

シオゾール注10mgの用途

シオゾール注10mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

皮膚色素沈着、粘膜色素沈着、結節性紅斑、浮腫、皮膚炎、皮疹、皮膚そう痒感、粘膜そう痒感、脱毛、口内炎、舌炎

起こる可能性のある重大な副作用

剥脱性皮膚炎、そう痒感、再生不良性貧血、血小板減少、白血球減少、ショック、アナフィラキシー、そう痒、発汗、血管浮腫、呼吸困難、赤芽球癆、ネフローゼ症候群、膜性腎症、好酸球性肺炎、重篤な間質性肺炎、乾性咳嗽、大腸炎、劇症大腸炎、脳症、末梢性神経障害、錯乱、傾眠、痙攣、多発性神経炎、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、無顆粒球症、間質性肺炎、肺線維症、気管支炎、気管支喘息発作増悪、角膜潰瘍、網膜出血、ミオキミア

上記以外の副作用

好酸球増多、蛋白尿、血尿、腎障害、腎炎、黄疸、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、食欲不振、悪心、嘔吐、上腹部痛、消化管出血、下痢、亜硝酸塩様反応、顔面潮紅、めまい、たちくらみ、霧視、衰弱感、失神、脈拍減少、舌肥厚、しびれ感、関節炎増悪、発熱、結膜炎、角膜金沈着症

シオゾール注10mgの用法・用量

  • 次記の方法により、本剤を金チオリンゴ酸ナトリウムとして10mgから増量、毎週もしくは隔週に1回筋肉内注射するが、この間に効果発現をみた場合には適当な最低維持量の投与を維持する
  • 1). 徐々に増量する方式第1~4週1回10mg
  • 第5~8週1回25mg
  • 第9~12週1回50mg
  • 第13週以降1回50mg、場合によっては100mg
  • 2). 比較的急速に増量する方式初期量1回10mg
  • 2週間目1回25mg
  • 3週間目以降1回50mg、場合によっては100mg
  • ただし、前記の用法・用量は大体の基準を示すものであり、年齢、体重、体質および症状に応じて適宜増減する
  • (用法及び用量に関連する注意)毎週1回10mg又は25mg、あるいは2週に1回25mgの継続投与でも同様に有効であり、副作用も軽く有用であるとの報告がある
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

シオゾール注10mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 潰瘍性大腸炎
    • 肝機能障害
    • 血液障害
    • 重篤な副作用
    • 腎機能障害
    • 心不全
    • 放射線療法後間もない
    • キレート剤投与中
    • 肝疾患
    • 乾癬
    • 腎疾患
    • 蕁麻疹
    • 慢性皮疹
    • 薬物過敏症
    • 副作用<重篤な副作用を除く>

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

シオゾール注10mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
D-ペニシラミン 重篤な血液障害
免疫抑制剤 血液障害

シオゾール注10mgと主成分が同じ薬

  • 注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
    薬価 367.0円 (10mg1mL1管)
    薬の形状 注射薬 > 液剤 > 注射液
    製造会社 高田製薬
    先発
  • 注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
    薬価 367.0円 (25mg1mL1管)
    薬の形状 注射薬 > 液剤 > 注射液
    製造会社 高田製薬
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シオゾール注10mgに関係する解説

免疫調節薬(DMARDs)

  • シオゾール注10mgは、免疫調節薬(DMARDs)に分類される。
  • 免疫調節薬(DMARDs)とは、異常な免疫反応を調節し炎症を引き起こす物質などの産生を抑えることで関節リウマチの症状を和らげる薬。

免疫調節薬(DMARDs)の代表的な商品名

  • アザルフィジン
  • ケアラム
  • リマチル
免疫調節薬(DMARDs)についての詳しい解説を見る