フォトフリン静注用75mg - 基本情報(用法用量、効能・効果、副作用、注意点など) | MEDLEY(メドレー)
処方薬
フォトフリン静注用75mg
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フォトフリン静注用75mgの基本情報

フォトフリン静注用75mgの概要

商品名 フォトフリン静注用75mg
一般名 ポルフィマーナトリウム注射用
薬価・規格 163609.0円 (75mg1瓶)
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 注射用
注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
製造会社 ファイザー
YJコード 4299403D1031
レセプト電算コード 620007468
添付文書PDFファイル

フォトフリン静注用75mgの主な効果と作用

  • 腫瘍を治療するお薬です。
  • レーザー光の照射により、腫瘍細胞の増殖をおさえる働きがあります。
  • あなたの病気や症状に合わせて処方されたお薬です。

フォトフリン静注用75mgの用途

  • 子宮頚部異形成
  • 子宮頚部初期
  • 表在型食道癌
  • 表在型早期胃癌
  • 病期0期又は病期1期肺癌

フォトフリン静注用75mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

光線過敏症、過敏症、発疹、咳嗽、喀痰、白血球増多、発熱、皮膚色素沈着、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇

上記以外の副作用

肝機能検査値異常、血痰、貧血、血清総蛋白低下、呼吸困難、咽頭痛、胸部痛、心窩部痛、悪心、嘔吐、CRP上昇、発赤、紅斑、顔面浮腫、顔面潮紅、無気肺、食欲不振、潜血反応陽性、治療部位出血、治療部位疼痛、膣分泌物増加

フォトフリン静注用75mgの用法・用量

  • ポルフィマーナトリウムとして2mg/kgを1回静脈内注射する
  • 静脈内注射48~72時間後レーザー光を病巣部位に照射する
  • <注射液の調製法>1バイアルあたり日本薬局方5%ブドウ糖注射液30mLを加えて溶解し、ポルフィマーナトリウムとして2.5mg/mLの溶液を調製する
  • <レーザー光照射に際しての注意>レーザー光照射に際しては、エキシマ・ダイ・レーザー(型名PDT EDL-1 浜松ホトニクス社製)の取扱説明書を参照する
  • 通常、適応されるレーザー光照射は次のように行われる
  • 1.早期肺癌(病期0期又は病期1期肺癌):ファイバーの太さ400μm、先端出力2~4mJ/パルス、パルス周波数30~40Hz、照射エネルギー密度100~500J/c㎡
  • 2.表在型食道癌:ファイバーの太さ400μm、先端出力4mJ/パルス、パルス周波数40Hz、照射エネルギー密度60~150J/c㎡
  • 3.表在型早期胃癌:ファイバーの太さ400μm、先端出力4mJ/パルス、パルス周波数30~40Hz、照射エネルギー密度60~200J/c㎡
  • 4.子宮頚部初期癌及び異形成1).コルポスコープによる照射:ファイバーの太さ400、800μm、先端出力4~8mJ/パルス、パルス周波数40Hz、照射エネルギー密度100J/c㎡
  • 2).頚管プローブによる照射:ファイバーの太さ400、800μm、先端出力4~8mJ/パルス、パルス周波数40Hz、照射エネルギー密度100J/c㎡
  • 照射時間の計算式:照射時間(秒)=[照射エネルギー密度(J/c㎡)×照射面積(c㎡)]÷[先端出力(mJ/パルス)×パルス周波数(Hz)×1/1000]
  • <光線力学的治療に際しての留意点>1.全般的留意事項
  • 1).本療法は局所的な治療法であり、レーザー光照射部位以外には効果がない
  • 2).レーザー光照射時の留意事項
  • (1).腫瘍の浸潤範囲に留意し、腫瘍周辺部まで十分にレーザー光を照射する
  • (2).諸臓器の呼吸性移動、心拍動、蠕動又は攣縮等により、レーザー光の照射が不十分になることがある
  • 3).本療法施行後は、定期的に内視鏡検査、細胞診、組織診等を行い、病巣の経過を観察する
  • 2.本療法を行うにあたっては、次の点を考慮する
  • 1).早期肺癌(病期0期又は病期1期肺癌):本療法が適応となるのは、長径1cm以下で内視鏡的に末梢辺縁が確認でき、生検標本で浸潤が気管支軟骨層までにとどまる腫瘍である
  • 長径が1cmより大きい腫瘍、内視鏡的に末梢辺縁が確認できない腫瘍で外科的切除など根治的治療が可能な場合はこれらの治療を優先する
  • 2).表在型食道癌:(1).内視鏡的粘膜切除など根治的治療が可能な患者は、これらの治療法を優先する
  • (2).本療法が適応となるのは、横への広がりが1/3~1/2周程度で2×2cm以内の内視鏡的に一視野でとらえられる範囲内にあり、かつ粘膜切除が不可能な上皮内(ep)から粘膜下層(sm)までの腫瘍で、画像診断上リンパ節転移がないもの
  • 3).表在型早期胃癌:(1).内視鏡的粘膜切除など根治的治療が可能な患者は、これらの治療法を優先する
  • (2).本療法が適応となるのは次の腫瘍で、画像診断上リンパ節転移がなく、粘膜切除が不可能なものである:潰瘍を伴わない長径1~3cm程度の粘膜下層(sm)までの腫瘍、潰瘍を伴う長径2cm程度以下の粘膜下層(sm)までの腫瘍
  • 4).子宮頚部初期癌及び異形成:妊孕性温存を希望する患者を適応とするが、外科的切除が可能な患者に行う場合には、腫瘍残存・再発の可能性があること(使用経験では再発はない)、光線過敏症を防ぐための注意を説明した上で本療法施行の可否を判断する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

フォトフリン静注用75mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 重篤な過敏症
    • ポルフィリン症
    • 子宮頚部異形成で開口摂子を用いても扁平円柱上皮境界の上限を確認できない
    • 子宮頚部初期癌で開口摂子を用いても扁平円柱上皮境界の上限を確認できない
    • 早期肺癌における亜区域支より末梢側に腫瘍
    • 表在型食道癌における食道入口部に腫瘍
    • 表在型早期胃癌における食道・胃接合部に腫瘍
    • 食道癌において全周囲性の腫瘍
    • 肺癌において気管狭窄
    • 肺癌において腫瘍が気管支軟骨層より外側に浸潤
    • 肺癌において腫瘍が気管支壁外に浸潤
    • 肺癌において太い気管の広範な病巣
    • 表在型食道癌における食道・胃接合部に腫瘍
    • 表在型早期胃癌における幽門輪に腫瘍
    • 光線過敏症を起こすことがある医薬品を併用
    • 食道静脈瘤
    • リンパ節転移

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

  • 以下にあてはまる方は、服用・利用の際に慎重な判断が必要です。
    • 高齢者(65歳〜)
  • 以下にあてはまる方は、服用・利用の際、十分に注意して下さい。
    • 高齢者(65歳〜)

フォトフリン静注用75mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
光線過敏症を起こすことがある薬剤 光線過敏症
テトラサイクリン系抗生物質 光線過敏症
スルホンアミド系薬剤 光線過敏症
フェノチアジン系薬剤 光線過敏症
スルホニルウレア系薬剤 光線過敏症
チアジド系薬剤 光線過敏症
ニューキノロン系抗菌剤 光線過敏症
エノキサシン 光線過敏症
スパルフロキサシン 光線過敏症
非ステロイド系抗炎症剤 光線過敏症
ピロキシカム 光線過敏症
ケトプロフェン外用剤 光線過敏症
フルオロウラシル系薬剤 光線過敏症
メトトレキサート製剤 光線過敏症
グリセオフルビン 光線過敏症
メトキサレン 光線過敏症

飲食物との組み合わせ注意

  • 光線過敏症を起こすことがある食品<いちじく、セロリ、にんじん、からし、クロレラ食品 など>

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