処方薬
ダラキューロ配合皮下注
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ダラキューロ配合皮下注の基本情報

ダラキューロ配合皮下注の概要

商品名 ダラキューロ配合皮下注
一般名 ダラツムマブ(遺伝子組換え)・ボルヒアルロニダーゼアルファ(遺伝子組換え)注射液
薬価・規格 445064.0円 (15mL1瓶)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 ヤンセンファーマ
YJコード 4291500A1023
レセプト電算コード 629914801
添付文書PDFファイル

ダラキューロ配合皮下注の主な効果と作用

  • 多発性骨髄腫を治療するお薬です。
  • あなたの病気や症状に合わせて処方されたお薬です。
  • 腫瘍細胞の傷害を促すとともに、薬の吸収を促す働きがあります。
  • 全身性アミロイドーシスを治療するお薬です。

ダラキューロ配合皮下注の用途

ダラキューロ配合皮下注の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

発熱、上気道感染、貧血、白血球減少、下痢、疲労、注射部位反応、気管支炎、インフルエンザ、尿路感染、サイトメガロウイルス感染

起こる可能性のある重大な副作用

アナフィラキシー、鼻閉、咳嗽、悪寒、眼障害、脈絡膜滲出、急性近視、急性閉塞隅角緑内障、気管支痙攣、低酸素症、呼吸困難、infusion reaction、骨髄抑制、好中球減少、血小板減少、リンパ球減少、肺炎、重篤な感染症、発熱性好中球減少症、敗血症、間質性肺疾患、重度infusion reaction、B型肝炎ウイルス再活性化、腫瘍崩壊症候群

上記以外の副作用

低γグロブリン血症、食欲減退、低カルシウム血症、高血糖、浮動性めまい、頭痛、末梢性感覚ニューロパチー、錯感覚、失神、心房細動、高血圧、便秘、悪心、嘔吐、皮膚そう痒症、発疹、筋痙縮、関節痛、背部痛、筋骨格系胸痛、無力症、注射部位紅斑、末梢性浮腫、脱水、不眠症、肺水腫

ダラキューロ配合皮下注の用法・用量

  • 〈多発性骨髄腫〉他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人には本剤1回15mL(ダラツムマブ(遺伝子組換え)として1800mg及びボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え)として30000単位(2000単位/mL))を、併用する抗悪性腫瘍剤の投与サイクルを考慮して、次のA法又はB法の投与間隔で皮下投与する
  • A法:1週間間隔、2週間間隔及び4週間間隔の順で投与する
  • B法:1週間間隔、3週間間隔及び4週間間隔の順で投与する
  • 〈全身性ALアミロイドーシス〉他の薬剤との併用において、通常、成人には本剤1回15mL(ダラツムマブ(遺伝子組換え)として1800mg及びボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組換え)として30000単位(2000単位/mL))を皮下投与する
  • 投与間隔は、1週間間隔、2週間間隔及び4週間間隔の順で投与とする
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈効能共通〉本剤を単独投与した場合の有効性及び安全性は確立していない
  • 7.2. 〈効能共通〉本剤投与によるinfusion reactionを軽減させるために、本剤投与開始1~3時間前に副腎皮質ホルモン、解熱鎮痛剤及び抗ヒスタミン剤を投与すること
    • また、遅発性infusion reactionを軽減させるために、必要に応じて本剤投与後に副腎皮質ホルモン等を投与すること〔11.1.1参照〕
  • 7.3. 〈効能共通〉Infusion reactionが発現した場合、次のように、本剤の投与中止、投与速度の変更等、適切な処置を行うこと
    • なお、GradeはNCI-CTCAE v4.0に準じる〔11.1.1参照〕
  • ・ 〈効能共通〉Grade3のinfusion reactionが3回発現した場合は本剤の投与を中止すること
  • ・ 〈効能共通〉Grade4のinfusion reactionが発現した場合は本剤の投与を中止すること
  • 7.4. 〈多発性骨髄腫〉本剤の投与間隔、投与間隔の変更時期、本剤と併用する抗悪性腫瘍剤等について、「17.臨床成績」の項及びダラツムマブ(遺伝子組換え)点滴静注製剤の添付文書の内容を熟知した上で選択すること〔17.1.1-17.1.9参照〕
  • 7.5. 〈多発性骨髄腫〉ボルテゾミブ及びデキサメタゾン併用、又はボルテゾミブ、メルファラン及びプレドニゾロン併用の場合、併用投与終了後も本剤単独投与を継続すること
  • 7.6. 〈全身性ALアミロイドーシス〉本剤の投与間隔、投与間隔の変更時期、本剤と併用する薬剤等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知した上で選択すること〔17.1.10参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ダラキューロ配合皮下注の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

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