ハーセプチン注射用150 - 基本情報(用法用量、効能・効果、副作用、注意点など) | MEDLEY(メドレー)
処方薬
ハーセプチン注射用150
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ハーセプチン注射用150の基本情報

ハーセプチン注射用150の概要

商品名 ハーセプチン注射用150
一般名 トラスツズマブ(遺伝子組換え)注射用
薬価・規格 38639.0円 (150mg1瓶(溶解液付))
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 注射用
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製造会社 中外製薬
ブランド ハーセプチン注射用60 他
YJコード 4291406D4028
レセプト電算コード 622069901
添付文書PDFファイル

ハーセプチン注射用150の主な効果と作用

  • 腫瘍を治療するお薬です。
  • 腫瘍細胞の傷害を促す働きがあります。
  • あなたの病気や症状に合わせて処方されたお薬です。

ハーセプチン注射用150の用途

  • HER2過剰発現が確認された乳癌
  • HER2過剰発現が確認された治癒切除不能な進行・再発の胃癌

ハーセプチン注射用150の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

呼吸困難、咳嗽、末梢性浮腫、浮腫、発熱、悪寒、悪心、嘔吐、疼痛、頭痛、めまい

起こる可能性のある重大な副作用

好中球減少、心不全、起座呼吸、S3ギャロップ、駆出率低下、心嚢液貯留、心筋症、不整脈、徐脈、間質性肺炎、肺炎、アレルギー性肺炎、白血球減少、血小板減少、貧血、黄疸、肝炎、肝障害、腎障害、腎不全、脳血管障害、敗血症、心障害、心原性ショック、ショック、肺浮腫、心膜炎、Infusion reaction、アナフィラキシー、肺障害、気管支痙攣、重度血圧低下、急性呼吸促迫症候群、頻脈、顔面浮腫、眩暈、喘息、喘鳴、血管浮腫、咽頭浮腫、呼吸不全、非心原性肺浮腫、胸水、低酸素症、肺線維症、昏睡、脳浮腫、腫瘍崩壊症候群、肝不全

上記以外の副作用

発疹、無力症、耳鳴、味覚異常、感覚鈍麻、ニューロパチー、錯感覚、不眠症、下痢、食欲不振、口内炎、便秘、腹痛、上腹部痛、高血圧、鼻出血、脱毛症、爪障害、皮膚そう痒症、皮膚乾燥、疲労、倦怠感、関節痛、背部痛、筋肉痛、胸痛、四肢痛、難聴、粘膜炎症、浮動性めまい、しゃっくり、ヘモグロビン減少、手掌・足底発赤知覚不全症候群、皮膚色素沈着障害、腎クレアチニン・クリアランス減少、中毒性ネフロパシー、体重減少、脱水、低カリウム血症、低ナトリウム血症、高クレアチニン血症、口腔カンジダ症、過敏症、不安、うつ病、傾眠、筋緊張亢進、消化不良、腸炎、動悸、熱感、紅斑、蕁麻疹、皮膚炎、斑状丘疹状皮疹、発汗、ざ瘡、AST増加、ALT増加、結膜炎、視力障害、上気道感染、鼻炎、鼻咽頭炎、咽頭炎、副鼻腔炎、胸部不快感、骨痛、頚部痛、尿路感染症、感染症、振戦、嗜眠、回転性眩暈、胃炎、リンパ浮腫、鼻漏、咽喉頭疼痛、気管支炎、排尿困難、インフルエンザ、インフルエンザ様疾患、筋痙縮、筋骨格痛、膀胱炎、丹毒、嚥下障害、起立性低血圧、低アルブミン血症、運動失調、不全麻痺、しびれ、しびれ感、思考異常、低血圧、潮紅、血管拡張、プロトロンビン減少、流涙増加、口内乾燥、口腔内潰瘍、鼓腸、ほてり、鼻乾燥、鼻潰瘍、鼻部不快感、爪破損、皮膚亀裂、帯状疱疹、乳房痛、蜂巣炎、体重増加、冷感、粘膜乾燥、霧視、筋骨格硬直

ハーセプチン注射用150の用法・用量

  • HER2過剰発現が確認された乳癌にはA法又はB法を使用する
  • HER2過剰発現が確認された治癒切除不能な進行・再発の胃癌には他の抗悪性腫瘍剤との併用でB法を使用する
  • A法:通常、成人に対して1日1回、トラスツズマブ(遺伝子組換え)として初回投与時には4mg/kg(体重)を、2回目以降は2mg/kgを90分以上かけて1週間間隔で点滴静注する
  • B法:通常、成人に対して1日1回、トラスツズマブ(遺伝子組換え)として初回投与時には8mg/kg(体重)を、2回目以降は6mg/kgを90分以上かけて3週間間隔で点滴静注する
    • なお、初回投与の忍容性が良好であれば、2回目以降の投与時間は30分間まで短縮できる
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈効能共通〉本剤を投与する場合に、何らかの理由により予定された投与が遅れた際には、次のとおり投与することが望ましい
  • 7.1.1. 〈効能共通〉投与予定日より1週間以内の遅れで投与する際は、A法では2mg/kgを、B法では6mg/kgを投与する
  • 7.1.2. 〈効能共通〉投与予定日より1週間を超えた後に投与する際は、改めて初回投与量(A法では4mg/kg、B法では8mg/kg)で投与を行う(なお、次回以降はA法では2mg/kgを1週間間隔で、B法では6mg/kgを3週間間隔で投与する)
  • 7.2. 〈HER2過剰発現が確認された乳癌〉術後補助化学療法においては、次の点に注意すること
  • 7.2.1. 〈HER2過剰発現が確認された乳癌〉乳癌の術後補助化学療法においては、1年を超える投与の有効性及び安全性は確立していない
  • 7.2.2. 〈HER2過剰発現が確認された乳癌〉乳癌の術後補助化学療法においては、本剤は「17.臨床成績」の項を熟知した上で投与すること
  • 7.3. 〈HER2過剰発現が確認された治癒切除不能な進行・再発の胃癌〉本剤は、他の抗悪性腫瘍剤との併用により開始し、本剤と併用する抗悪性腫瘍剤は、「17.臨床成績」の項の内容を熟知した上で、選択すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ハーセプチン注射用150の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 重篤な心障害
    • 安静時呼吸困難<肺転移・循環器疾患等による>
    • 冠動脈疾患
    • 狭心症
    • 高血圧症
    • 心筋梗塞
    • 心不全症状
    • アントラサイクリン系薬剤の前治療歴
    • 抗悪性腫瘍剤を併用
    • 左室駆出率<LVEF>が低下
    • コントロール不能な不整脈
    • 臨床上重大な心臓弁膜症
    • 胸部への放射線照射との併用

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

  • 以下にあてはまる方は、服用・利用の際に慎重な判断が必要です。
    • 高齢者(65歳〜)
  • 以下にあてはまる方は、服用・利用の際、十分に注意して下さい。
    • 小児等(0歳〜14歳)
    • 妊娠する可能性のある女性(11歳〜)

ハーセプチン注射用150の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
アントラサイクリン系薬剤 心障害の発現頻度が上昇
抗悪性腫瘍剤 急性白血病、骨髄異形成症候群、MDS
骨髄抑制を有する抗悪性腫瘍剤 発熱性好中球減少の発現率が上昇

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ハーセプチン注射用150に関係する解説

分子標的薬(トラスツズマブ〔抗HER2ヒト化モノクローナル抗体〕)

  • ハーセプチン注射用150は、分子標的薬(トラスツズマブ〔抗HER2ヒト化モノクローナル抗体〕)に分類される。
  • 分子標的薬(トラスツズマブ〔抗HER2ヒト化モノクローナル抗体〕)とは、がん細胞の増殖に関わるHER2という物質に結合することで、抗体依存性の細胞障害作用や細胞増殖のシグナル伝達抑制作用などにより、HER2が過剰発現しているがんへ抗腫瘍効果をあらわす薬。

分子標的薬(トラスツズマブ〔抗HER2ヒト化モノクローナル抗体〕)の代表的な商品名

  • ハーセプチン
分子標的薬(トラスツズマブ〔抗HER2ヒト化モノクローナル抗体〕)についての詳しい解説を見る