イマチニブ錠200mg「日医工」に関係する解説
分子標的薬(チロシンキナーゼ阻害薬〔Bcr-Abl〕)
- イマチニブ錠200mg「日医工」は、分子標的薬(チロシンキナーゼ阻害薬〔Bcr-Abl〕)に分類される。
- 分子標的薬(チロシンキナーゼ阻害薬〔Bcr-Abl〕)とは、白血病細胞の増殖に必要な異常なタンパク質による働きを選択的に阻害し抗腫瘍作用をあらわす薬。
分子標的薬(チロシンキナーゼ阻害薬〔Bcr-Abl〕)の代表的な商品名
- グリベック
- スプリセル
- タシグナ
- ボシュリフ
- アイクルシグ
商品名 | イマチニブ錠200mg「日医工」 |
---|---|
一般名 | イマチニブメシル酸塩錠 |
薬価・規格 | 1163.2円 (200mg1錠) |
薬の形状 |
内用薬 > 錠剤 > 錠
|
製造会社 | 日医工 |
ブランド | イマチニブ錠100mg「日医工」 他 |
YJコード | 4291011F2067 |
レセプト電算コード | 622436601 |
識別コード | n255n255 |
嘔気、嘔吐、発疹、筋痙攣、下痢、食欲不振、LDH上昇、リンパ球減少症、好酸球増多症、表在性浮腫、眼窩周囲浮腫
骨髄抑制、白血球減少、好中球減少、血小板減少、貧血、肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、ALP上昇、ビリルビン上昇、汎血球減少、消化管出血、下血、吐血、消化管穿孔、腫瘍出血、腹膜炎、腹部膨満感、黄疸、胸水、腹水、肺水腫、心膜滲出液、うっ血性心不全、感染症、肺炎、敗血症、重篤な腎障害、急性腎障害、間質性肺炎、多形紅斑、剥脱性皮膚炎、ショック、アナフィラキシー、出血、脳出血、硬膜下出血、胃前庭部毛細血管拡張症、Gastric antral vascular ectasia、GAVE、腹痛、肝不全、重篤な体液貯留、心タンポナーデ、急激な体重増加、呼吸困難、B型肝炎ウイルス再活性化、肺線維症、重篤な皮膚症状、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、天疱瘡、水疱、びらん、痂皮、心膜炎、胸痛、脳浮腫、浮腫、頭蓋内圧上昇、麻痺性イレウス、便秘、血栓症、塞栓症、深部静脈血栓症、肺塞栓症、息切れ、四肢疼痛、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、腫瘍崩壊症候群、肺高血圧症、血栓性微小血管症、破砕赤血球を伴う貧血、腎機能障害
顔面浮腫、眼瞼浮腫、下肢浮腫、血清カリウム低下、血清リン低下、血清アルブミン低下、けん怠感、腹部膨満、体重増加、紅斑、疼痛、脱力、脱毛、湿疹、皮膚そう痒、皮膚角化症、頭皮痛、疣贅、口唇炎、口唇ヘルペス、蕁麻疹、帯状疱疹、爪障害、皮膚色素沈着障害、皮膚乾燥、紫斑、皮膚色素脱失、光線過敏性反応、脂肪織炎、頭痛、感覚減退、錯感覚、めまい、回転性めまい、末梢神経障害、うつ病、不安、片頭痛、記憶障害、不眠、頭重感、傾眠、流涙増加、眼そう痒感、結膜炎、結膜下出血、霧視、眼充血、関節痛、骨痛、関節のこわばり、筋のこわばり、筋痙直、腰痛、関節腫脹、筋力低下、心窩部痛、腹部不快感、鼓腸放屁、味覚異常、口内炎、口渇、膵炎、消化管潰瘍、口腔アフタ、歯周炎、胃炎、血便、消化不良、胸やけ、総ビリルビン上昇、咳嗽、急性上気道炎、鼻炎、咽頭炎、咽喉頭痛、鼻出血、白血球増多、血小板増多、血腫、舌血腫、潮紅、血圧上昇、血圧低下、BUN上昇、血清クレアチニン上昇、尿潜血、尿蛋白、全身浮腫、男性性器浮腫、女性化乳房、月経過多、血清カリウム上昇、血清ナトリウム低下、血清カルシウム低下、尿酸値上昇、尿酸値低下、血糖値上昇、フィブリノーゲン減少、CRP上昇、プロトロンビン時間延長、血糖値低下、血清総蛋白低下、血中アミラーゼ上昇、疲労感、発汗、体重減少、脱水、耳鳴、難聴、動悸、挫創、乾癬悪化、水疱性皮疹、血管浮腫、好中球浸潤、有痛性紅斑、発熱、皮膚障害、Sweet病、苔癬様角化症、扁平苔癬、点状出血、斑状出血、手足症候群、偽性ポルフィリン症、リビドー減退、錯乱、痙攣発作、失神、網膜出血、眼刺激、眼乾燥、黄斑浮腫、乳頭浮腫、緑内障、硝子体出血、坐骨神経痛、関節炎、筋骨格系疼痛、骨壊死、逆流性食道炎、大腸炎、おくび、胃腸炎、食欲亢進、憩室炎、嚥下障害、LDH低下、末梢冷感、腎臓痛、頻尿、尿沈渣異常、尿中ウロビリノーゲン増加、乳房腫大、乳頭痛、性的不能、ACTH上昇、TSH上昇、血清リン上昇、血清総蛋白上昇、プロトロンビン時間短縮、APTT延長、フィブリノーゲン増加、FDP上昇、低マグネシウム血症、頻脈、痛風、悪寒、寝汗
薬剤名 | 影響 |
---|---|
ロミタピド | 血中濃度が著しく上昇 |
L-アスパラギナーゼ | 肝障害の発現率が上昇 |
アゾール系抗真菌剤 | 本剤の血中濃度が上昇、アゾール系抗真菌剤<ケトコナゾール>の併用で本剤のCmaxは26%増加、アゾール系抗真菌剤<ケトコナゾール>の併用により本剤のAUCは40%増加 |
エリスロマイシン | 本剤の血中濃度が上昇 |
クラリスロマイシン | 本剤の血中濃度が上昇 |
フェニトイン | 本剤の血中濃度が低下、フェニトインを服用していない患者と比べ本剤のAUCは約5分の1 |
デキサメタゾン | 本剤の血中濃度が低下 |
カルバマゼピン | 本剤の血中濃度が低下 |
フェノバルビタール | 本剤の血中濃度が低下 |
リファンピシン類 | 本剤の血中濃度が低下、本剤のCmax・AUCがそれぞれ54%及び74%低下 |
シンバスタチン | 血中濃度が上昇、Cmax及びAUCは平均でそれぞれ2及び3倍の増加 |
シクロスポリン | 血中濃度が上昇 |
ピモジド | 血中濃度が上昇 |
トリアゾラム | 血中濃度が上昇 |
ジヒドロピリジン系Ca拮抗剤 | 血中濃度が上昇 |
ニロチニブ | 本剤及びニロチニブの血中濃度が上昇、本剤のAUCは18~39%上昇、AUCは18~40%上昇 |
ワルファリン | プロトロンビン比が顕著に上昇 |
アセトアミノフェン | 重篤な肝障害 |