処方薬
フェアストン錠40
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フェアストン錠40の基本情報

フェアストン錠40の概要

商品名 フェアストン錠40
一般名 トレミフェンクエン酸塩錠
薬価・規格 155.4円 (40mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 日本化薬
ブランド フェアストン錠40 他
YJコード 4291007F1021
レセプト電算コード 610407022
識別コード NK7104
添付文書PDFファイル

フェアストン錠40の主な効果と作用

  • 腫瘍を治療するお薬です。
  • 女性(卵胞)ホルモンの働きをおさえることにより、細胞の増殖をおさえる働きがあります。
  • あなたの病気や症状に合わせて処方されたお薬です。

フェアストン錠40の用途

フェアストン錠40の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

悪心、嘔吐、食欲不振、胃部不快感、下痢、ALT上昇、AST上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、白血球減少

起こる可能性のある重大な副作用

血栓塞栓症、静脈炎、脳梗塞、肺塞栓、血栓性静脈炎、肝機能障害、黄疸、子宮筋腫

上記以外の副作用

貧血、めまい、性器出血、顔面潮紅、倦怠感、発汗、コレステロール上昇、ほてり、高カルシウム血症、ビリルビン上昇、過敏症、発疹、かゆみ、血小板減少、視覚障害、角膜変化、頭痛、うつ症状、膣分泌物、子宮内膜増殖、脱毛、トリグリセライド上昇、BUN上昇、浮腫

フェアストン錠40の用法・用量

  • 通常、成人にはトレミフェンとして40mgを1日1回経口投与する
    • また、既治療例(薬物療法及び放射線療法などに無効例)に対しては、通常成人にトレミフェンとして120mgを1日1回経口投与する
    • なお、症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

フェアストン錠40の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

フェアストン錠40の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
1a群不整脈用剤 QT延長を増強、心室性頻拍<Torsade de pointesを含む>
キニジン QT延長を増強、心室性頻拍<Torsade de pointesを含む>
プロカインアミド QT延長を増強、心室性頻拍<Torsade de pointesを含む>
3群不整脈用剤 QT延長を増強、心室性頻拍<Torsade de pointesを含む>
アミオダロン QT延長を増強、心室性頻拍<Torsade de pointesを含む>
ソタロール QT延長を増強、心室性頻拍<Torsade de pointesを含む>
腎臓を介してカルシウムの排泄を減少させる薬物 高カルシウム血症の危険性を増大
チアジド系薬剤 高カルシウム血症の危険性を増大
クマリン系抗凝血剤 抗凝血作用を増強
ワルファリン 抗凝血作用を増強
フェノバルビタール 本剤の血中濃度が低下
フェニトイン 本剤の血中濃度が低下
カルバマゼピン 本剤の血中濃度が低下
リファンピシン類 本剤の血中濃度が低下
リトナビル 本剤のAUCが上昇

フェアストン錠40と主成分が同じ薬

  • 内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
    薬価 230.5円 (60mg1錠)
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    製造会社 日本化薬
    先発
  • 内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
    薬価 155.4円 (40mg1錠)
    薬の形状 内用薬 > 錠剤 > 錠
    製造会社 日本化薬
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フェアストン錠40に関係する解説

抗エストロゲン薬

  • フェアストン錠40は、抗エストロゲン薬に分類される。
  • 抗エストロゲン薬とは、乳がん組織においてエストロゲンの作用を阻害する抗エストロゲン作用により主に進行性・再発性の乳がんを治療する薬。

抗エストロゲン薬の代表的な商品名

  • ノルバデックス
  • フェアストン
  • フェソロデックス
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