処方薬
タモキシフェン錠20mg「MYL」
後発

タモキシフェン錠20mg「MYL」の基本情報

タモキシフェン錠20mg「MYL」の概要

商品名 タモキシフェン錠20mg「MYL」
一般名 タモキシフェンクエン酸塩錠
薬価・規格 79.1円 (20mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
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製造会社 ヴィアトリス・ヘルスケア
ブランド タモキシフェン錠10mg「MYL」 他
YJコード 4291003F2100
レセプト電算コード 620921905
識別コード T20
添付文書PDFファイル

タモキシフェン錠20mg「MYL」の主な効果と作用

  • 腫瘍を治療するお薬です。
  • 女性(卵胞)ホルモンの働きをおさえることにより、細胞の増殖をおさえる働きがあります。
  • あなたの病気や症状に合わせて処方されたお薬です。

タモキシフェン錠20mg「MYL」の用途

タモキシフェン錠20mg「MYL」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

浮腫、肝機能異常、脂肪肝、非アルコール性脂肪性肝炎、無月経、月経異常、性器出血、膣分泌物、卵巣嚢腫、卵巣嚢胞、陰部そう痒

起こる可能性のある重大な副作用

無顆粒球症、白血球減少、好中球減少、貧血、血小板減少、視力異常、視覚障害、角膜変化、白内障、網膜症、網膜萎縮、視神経症、視神経炎、視神経萎縮、視力低下、かすみ目、血栓塞栓症、静脈炎、肺塞栓症、下肢静脈血栓症、脳血栓症、下肢血栓性静脈炎、劇症肝炎、肝炎、胆汁うっ滞、肝不全、重篤な肝障害、高カルシウム血症、子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、子宮内膜増殖症、子宮内膜症、間質性肺炎、アナフィラキシー、血管浮腫、過敏症状、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、水疱性類天疱瘡、膵炎

上記以外の副作用

子宮頚管ポリープ、膣ポリープ、悪心、嘔吐、食欲不振、下痢、腹痛、頭痛、眩暈、不眠、抑うつ状態、感覚異常、錯感覚、味覚異常、発疹、発汗、脱毛、皮膚血管炎、皮膚エリテマトーデス、晩発性皮膚ポルフィリン症、放射線照射リコール反応、筋肉痛、ほてり、潮紅、体重増加、骨痛、腫瘍部疼痛、腫瘍部発赤、倦怠感、疲労、頻尿、高トリグリセリド血症、下肢痙攣

タモキシフェン錠20mg「MYL」の用法・用量

  • タモキシフェンとして20mgを1日1回経口投与する
    • なお、症状により適宜増量できるが、1日最高量はタモキシフェンとして40mgまでとする
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

タモキシフェン錠20mg「MYL」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

タモキシフェン錠20mg「MYL」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
細胞障害作用のある薬剤 血栓塞栓症の危険性を増大
クマリン系抗凝血剤 抗凝血作用が増強
ワルファリン 抗凝血作用が増強
リトナビル 本剤のAUCが上昇
リファンピシン類 本剤の血中濃度が低下
選択的セロトニン再取り込み阻害剤 本剤の作用が減弱、乳癌による死亡リスクが増加
パロキセチン 本剤の作用が減弱、乳癌による死亡リスクが増加

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タモキシフェン錠20mg「MYL」に関係する解説

抗エストロゲン薬

  • タモキシフェン錠20mg「MYL」は、抗エストロゲン薬に分類される。
  • 抗エストロゲン薬とは、乳がん組織においてエストロゲンの作用を阻害する抗エストロゲン作用により主に進行性・再発性の乳がんを治療する薬。

抗エストロゲン薬の代表的な商品名

  • ノルバデックス
  • フェアストン
  • フェソロデックス
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