処方薬
エボルトラ点滴静注20mg
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エボルトラ点滴静注20mgの基本情報

エボルトラ点滴静注20mgの概要

商品名 エボルトラ点滴静注20mg
一般名 クロファラビン注射液
薬価・規格 146926.0円 (20mg20mL1瓶)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 サノフィ
YJコード 4229403A1022
レセプト電算コード 622250601
添付文書PDFファイル

エボルトラ点滴静注20mgの主な効果と作用

  • 白血病を治療するお薬です。
  • 腫瘍細胞の核酸代謝をおさえることにより、増殖をおさえる働きがあります。
  • あなたの病気や症状に合わせて処方されたお薬です。

エボルトラ点滴静注20mgの用途

エボルトラ点滴静注20mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

悪心、嘔吐、食欲減退、発熱、頭痛、低血圧、下痢、腹痛、粘膜炎症、疲労、悪寒

起こる可能性のある重大な副作用

貧血、発熱性好中球減少症、好中球減少、骨髄抑制、白血球減少、リンパ球減少、血小板減少、血液障害、感染症、肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、ビリルビン上昇、敗血症、肺炎、全身性炎症反応症候群、毛細血管漏出症候群、黄疸、静脈閉塞性肝疾患、腎不全、腎機能障害、腫瘍崩壊症候群、心嚢液貯留、左室機能不全、心不全、頻呼吸、頻脈、肺水腫、肝不全、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、心障害、QT延長

上記以外の副作用

四肢痛、不安、発疹、手掌・足底発赤知覚不全症候群、皮膚そう痒症、潮紅、過敏症、肛門周囲痛、口内炎、口腔内出血、胃腸出血、歯肉出血、膵炎、上腹部痛、易刺激性、浮腫、末梢性浮腫、無力症、多臓器不全、疼痛、全身性浮腫、熱感、異常感、低ナトリウム血症、低カリウム血症、脱水、骨痛、背部痛、関節痛、筋肉痛、胸壁痛、嗜眠、浮動性眩暈、末梢性ニューロパチー、振戦、激越、精神状態変化、呼吸困難、咳嗽、鼻出血、呼吸窮迫、紅斑、そう痒性皮疹、脱毛症、皮膚乾燥、多汗症、点状出血、皮膚剥脱、全身性皮疹、全身紅斑、皮膚色素過剰、血腫、単純ヘルペス、口腔カンジダ症、菌血症、帯状疱疹、体重減少、聴力低下、挫傷、血尿、口腔内潰瘍、頚部痛、傾眠、錯感覚、落ち着きのなさ、斑状丘疹性発疹、紅斑性発疹、カテーテル関連感染、黄疸眼

エボルトラ点滴静注20mgの用法・用量

  • クロファラビンとして52mg/㎡(体表面積)を1日1回2時間以上かけて点滴静注する
  • これを5日間連日投与し、少なくとも9日間休薬する
  • これを1クールとして繰り返す
    • なお、患者の状態により適宜減量する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

エボルトラ点滴静注20mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

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エボルトラ点滴静注20mgに関係する解説

代謝拮抗薬(プリン拮抗薬)

  • エボルトラ点滴静注20mgは、代謝拮抗薬(プリン拮抗薬)に分類される。
  • 代謝拮抗薬(プリン拮抗薬)とは、DNAの構成成分に類似した化学構造をもち、細胞増殖に必要なDNA合成を阻害して抗腫瘍効果をあらわす薬。

代謝拮抗薬(プリン拮抗薬)の代表的な商品名

  • アラノンジー
  • フルダラ
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