カペシタビン錠300mg「トーワ」 - 基本情報(用法用量、効能・効果、副作用、注意点など) | MEDLEY(メドレー)
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カペシタビン錠300mg「トーワ」
後発

カペシタビン錠300mg「トーワ」の基本情報

カペシタビン錠300mg「トーワ」の概要

商品名 カペシタビン錠300mg「トーワ」
一般名 カペシタビン錠
薬価・規格 94.2円 (300mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 東和薬品
YJコード 4223005F1049
レセプト電算コード 622677701
添付文書PDFファイル

カペシタビン錠300mg「トーワ」の主な効果と作用

  • 腫瘍を治療するお薬です。
  • 腫瘍細胞の核酸代謝をおさえることにより、増殖をおさえる働きがあります。
  • あなたの病気や症状に合わせて処方されたお薬です。

カペシタビン錠300mg「トーワ」の用途

カペシタビン錠300mg「トーワ」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

腹痛、咳嗽、発熱、貧血、味覚異常、頭痛、浮動性めまい、不眠症、悪心、食欲不振、嘔吐

起こる可能性のある重大な副作用

脱水症状、激しい下痢、頻回の軟便、手足症候群、Hand-foot syndrome、手掌湿性落屑、足底湿性落屑、手掌皮膚潰瘍、足底皮膚潰瘍、手掌水疱、足底水疱、手掌疼痛、足底疼痛、手掌知覚不全、足底知覚不全、手掌有痛性紅斑、有痛性紅斑、足底有痛性紅斑、手掌腫脹、足底腫脹、心障害、心筋梗塞、狭心症、律動異常、心停止、心不全、突然死、心電図異常、心房性不整脈、心房細動、心室性期外収縮、肝障害、黄疸、肝機能検査値異常、肝不全、腎障害、腎機能検査値異常、骨髄抑制、汎血球減少、顆粒球減少、易感染症、敗血症、口内炎、粘膜炎、粘膜潰瘍、口腔内潰瘍、口内潰瘍、舌潰瘍、間質性肺炎、息切れ、呼吸困難、重篤な腸炎、出血性腸炎、虚血性腸炎、壊死性腸炎、激しい腹痛、激しい血便、重篤な精神神経系障害、白質脳症、歩行障害、麻痺、錐体外路症状、失調、協調運動障害、平衡障害、構音障害、意識障害、嗜眠、錯乱、健忘、指南力低下、知覚障害、尿失禁、血栓塞栓症、深部静脈血栓症、脳梗塞、肺塞栓症、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、溶血性貧血

上記以外の副作用

便秘、上腹部痛、口唇炎、胃不快感、浮腫、頻脈、赤血球数減少、白血球数減少、リンパ球数減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少、血小板数減少、単球数増加、プロトロンビン時間延長、好中球数減少、皮膚色素沈着障害、発疹、脱毛症、皮膚乾燥、皮膚そう痒症、流涙増加、血中ビリルビン増加、AST増加、LDH増加、ALT増加、Al-P増加、尿沈渣陽性、蛋白尿、BUN増加、尿中ブドウ糖陽性、肝機能異常、倦怠感、体重減少、血中ブドウ糖増加、鼻咽頭炎、体重増加、疲労、背部痛、血中アルブミン減少、関節痛、血圧上昇、四肢痛、神経毒性、末梢性感覚ニューロパシー、末梢性運動ニューロパシー、神経痛、下腹部痛、歯周病、歯痛、歯肉出血、齲歯、歯肉炎、鼻出血、鼻漏、発声障害、鼻粘膜障害、咽喉痛、しゃっくり、爪障害、爪囲炎、蕁麻疹、霧視、血尿、γ-GTP増加、注射部位反応、注射部位疼痛、注射部位血管炎、注射部位紅斑、注射部位腫脹、過敏症、胸部不快感、潮紅、膀胱炎、高血圧、上気道感染、筋骨格痛、起立性低血圧、血中リン減少、CRP増加、軟便、疼痛、うつ病、錯感覚、消化不良、鼓腸、食道炎、十二指腸炎、胃腸出血、胃炎、口内乾燥、口渇、胸痛、下肢浮腫、心筋症、心筋虚血、爪異常、爪甲離床症、脆弱爪、爪変色、爪ジストロフィー、紅斑性皮疹、皮膚亀裂、光線過敏、放射線照射リコール症候群、剥脱性皮膚炎、皮膚炎、皮膚落屑、眼障害、結膜炎、角膜炎、眼刺激、血中クレアチニン増加、無力症、脱力、電解質異常、筋痛、高トリグリセリド血症、異常感覚、感覚鈍麻、発熱性好中球減少症、温度変化不耐症、低カリウム血症、顎痛、低ナトリウム血症、悪寒、粘膜炎症、口腔カンジダ症

カペシタビン錠300mg「トーワ」の用法・用量

  • 手術不能又は再発乳癌にはA法又はB法を使用し、ラパチニブトシル酸塩水和物と併用する場合にはC法を使用する
  • 結腸・直腸癌における補助化学療法にはB法を使用し、オキサリプラチンと併用する場合にはC法を使用する
  • 治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌には他の抗悪性腫瘍剤との併用でC法又はE法を使用する
  • 直腸癌における補助化学療法で放射線照射と併用する場合にはD法を使用する
  • 胃癌には白金製剤との併用でC法を使用する
  • A法:体表面積にあわせて次の投与量を朝食後と夕食後30分以内に1日2回、21日間連日経口投与し、その後7日間休薬する
  • これを1コースとして投与を繰り返す
  • 1). 体表面積1.31㎡未満:1回用量900mg
  • 2). 体表面積1.31㎡以上1.64㎡未満:1回用量1200mg
  • 3). 体表面積1.64㎡以上:1回用量1500mg
  • B法:体表面積にあわせて次の投与量を朝食後と夕食後30分以内に1日2回、14日間連日経口投与し、その後7日間休薬する
  • これを1コースとして投与を繰り返す
    • なお、患者の状態により適宜減量する
  • 1). 体表面積1.33㎡未満:1回用量1500mg
  • 2). 体表面積1.33㎡以上1.57㎡未満:1回用量1800mg
  • 3). 体表面積1.57㎡以上1.81㎡未満:1回用量2100mg
  • 4). 体表面積1.81㎡以上:1回用量2400mg
  • C法:体表面積にあわせて次の投与量を朝食後と夕食後30分以内に1日2回、14日間連日経口投与し、その後7日間休薬する
  • これを1コースとして投与を繰り返す
    • なお、患者の状態により適宜減量する
  • 1). 体表面積1.36㎡未満:1回用量1200mg
  • 2). 体表面積1.36㎡以上1.66㎡未満:1回用量1500mg
  • 3). 体表面積1.66㎡以上1.96㎡未満:1回用量1800mg
  • 4). 体表面積1.96㎡以上:1回用量2100mg
  • D法:体表面積にあわせて次の投与量を朝食後と夕食後30分以内に1日2回、5日間連日経口投与し、その後2日間休薬する
  • これを繰り返す
    • なお、患者の状態により適宜減量する
  • 1). 体表面積1.31㎡未満:1回用量900mg
  • 2). 体表面積1.31㎡以上1.64㎡未満:1回用量1200mg
  • 3). 体表面積1.64㎡以上:1回用量1500mg
  • E法:体表面積にあわせて次の投与量を朝食後と夕食後30分以内に1日2回、14日間連日経口投与し、その後7日間休薬する
  • これを1コースとして投与を繰り返す
    • なお、患者の状態により適宜減量する
  • 1). 体表面積1.31㎡未満:1回用量900mg
  • 2). 体表面積1.31㎡以上1.69㎡未満:1回用量1200mg
  • 3). 体表面積1.69㎡以上2.07㎡未満:1回用量1500mg
  • 4). 体表面積2.07㎡以上:1回用量1800mg
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈効能共通〉各用法の開始用量(1回用量)は次の体表面積あたりの用量から算出している
  • ・ A法:825mg/㎡
  • ・ B法:1250mg/㎡
  • ・ C法:1000mg/㎡
  • ・ D法:825mg/㎡
  • ・ E法:800mg/㎡
  • 7.2. 〈効能共通〉休薬・減量について7.2.1. B法及びC法において副作用が発現した場合には、次の規定を参考にして休薬・減量を行うこと
    • なお、胃癌における術後補助化学療法においてGrade2の非血液毒性が発現した場合には、次のGrade3の休薬・減量規定を参考にして休薬・減量を考慮すること
  • [休薬・減量の規定]1). B法及びC法においてNCIによる毒性のGrade判定*Grade1:治療期間中の処置は休薬・減量不要、治療再開時の投与量は減量不要
  • 2). NCIによる毒性のGrade判定*Grade2:①. B法及びC法においてGrade2<初回発現>;治療期間中の処置はGrade0-1に軽快するまで休薬、治療再開時の投与量は減量不要
  • ②. B法及びC法においてGrade2<2回目発現>;治療期間中の処置はGrade0-1に軽快するまで休薬、治療再開時の投与量は減量段階1
  • ③. B法及びC法においてGrade2<3回目発現>;治療期間中の処置はGrade0-1に軽快するまで休薬、治療再開時の投与量は減量段階2
  • ④. B法及びC法においてGrade2<4回目発現>;治療期間中の処置は投与中止・再投与不可
  • 3). NCIによる毒性のGrade判定*Grade3:①. B法及びC法においてGrade3<初回発現>;治療期間中の処置はGrade0-1に軽快するまで休薬、治療再開時の投与量は減量段階1
  • ②. B法及びC法においてGrade3<2回目発現>;治療期間中の処置はGrade0-1に軽快するまで休薬、治療再開時の投与量は減量段階2
  • ③. B法及びC法においてGrade3<3回目発現>;治療期間中の処置は投与中止・再投与不可
  • 4). B法及びC法においてNCIによる毒性のGrade判定*Grade4<初回発現>:治療期間中の処置は投与中止・再投与不可、あるいは治療継続が患者にとって望ましいと判定された場合は、Grade0-1に軽快するまで投与中断、治療再開時の投与量は減量段階2
  • 前記の休薬・減量の規定に応じて減量を行う際、次の用量を参考にすること
  • ・ 1250mg/㎡相当量で投与を開始した場合の減量時の投与量1). 減量段階1:①. 体表面積1.13㎡未満:1回用量900mg
  • ②. 体表面積1.13㎡以上1.45㎡未満:1回用量1200mg
  • ③. 体表面積1.45㎡以上1.77㎡未満:1回用量1500mg
  • ④. 体表面積1.77㎡以上:1回用量1800mg
  • 2). 減量段階2:①. 体表面積1.21㎡未満:1回用量600mg
  • ②. 体表面積1.21㎡以上1.69㎡未満:1回用量900mg
  • ③. 体表面積1.69㎡以上:1回用量1200mg
  • ・ 1000mg/㎡相当量で投与を開始した場合の減量時の投与量1). 減量段階1:①. 体表面積1.41㎡未満:1回用量900mg
  • ②. 体表面積1.41㎡以上1.81㎡未満:1回用量1200mg
  • ③. 体表面積1.81㎡以上:1回用量1500mg
  • 2). 減量段階2:①. 体表面積1.51㎡未満:1回用量600mg
  • ②. 体表面積1.51㎡以上2.11㎡未満:1回用量900mg
  • ③. 体表面積2.11㎡以上:1回用量1200mg
  • 7.2.2. B法及びC法において、一旦減量した後に増量は行わないこと
  • *:B法による国内臨床試験においてはNCI-CTC(Ver.2.0)によりGradeを判定した
  • 手足症候群は次の判定基準に従った
    • また、C法による国内臨床試験においては手足症候群も含めてCTCAE v3.0又はCTCAE v4.03によりGradeを判定した
  • 1). Grade1:臨床領域はしびれ、皮膚知覚過敏、ヒリヒリ・チクチク感、無痛性腫脹、無痛性紅斑;機能領域は日常生活に制限を受けることはない症状
  • 2). Grade2:臨床領域は腫脹を伴う有痛性皮膚紅斑;機能領域は日常生活に制限を受ける症状
  • 3). Grade3:臨床領域は湿性落屑、潰瘍、水疱、強い痛み;機能領域は日常生活を遂行できない症状
  • 該当する症状のGradeが両基準(臨床領域、機能領域)で一致しない場合は、より適切と判断できるGradeを採用する
  • 7.3. 〈治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌〉本剤と併用する他の抗悪性腫瘍剤は、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、国内外の最新のガイドライン等を参考にした上で、患者の状態やがん化学療法歴に応じて選択すること〔17.1.9-17.1.11参照〕
  • 7.4. 〈胃癌における術後補助化学療法〉本剤と併用する他の抗悪性腫瘍剤は、「17.臨床成績」の項の内容を熟知した上で、患者の状態やがん化学療法歴に応じて選択すること〔17.1.12参照〕
  • 7.5. 〈結腸癌及び胃癌における術後補助化学療法〉投与期間が8コースを超えた場合の有効性及び安全性は確立していない
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

カペシタビン錠300mg「トーワ」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 重篤な腎障害
    • テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤投与中
    • テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤投与中止後7日以内
    • 肝機能障害
    • 冠動脈疾患
    • 骨髄抑制
    • 消化管潰瘍
    • 消化管出血
    • DPD欠損
    • ジヒドロピリミジンデヒドロゲナーゼ欠損
    • 腎障害<重篤な腎障害を除く>

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

カペシタビン錠300mg「トーワ」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤 重篤な血液障害、早期に重篤な血液障害や下痢・口内炎等の消化管障害
ワルファリンカリウム 血液凝固能検査値異常、出血が発現し死亡、出血
CYP2C9酵素により代謝される薬剤 血中濃度が上昇
フェニトイン 血中濃度が上昇
トリフルリジン・チピラシル塩酸塩配合剤 副作用が増強

カペシタビン錠300mg「トーワ」と主成分が同じ薬

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カペシタビン錠300mg「トーワ」に関係する解説

代謝拮抗薬(ピリミジン拮抗薬)

  • カペシタビン錠300mg「トーワ」は、代謝拮抗薬(ピリミジン拮抗薬)に分類される。
  • 代謝拮抗薬(ピリミジン拮抗薬)とは、DNAの構成成分に類似した化学構造をもち、細胞増殖に必要なDNA合成を阻害して抗腫瘍効果をあらわす薬。

代謝拮抗薬(ピリミジン拮抗薬)の代表的な商品名

  • 5-FU
  • ティーエスワン
  • ゼローダ
  • キロサイド
  • ジェムザール
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