フトラフール腸溶顆粒50%の基本情報

• 腫瘍を治療するお薬です。
• 腫瘍細胞の核酸代謝をおさえることにより、増殖をおさえる働きがあります。
• あなたの病気や症状に合わせて処方されたお薬です。

• 胃癌の自覚的・他覚的症状の緩解
• 結腸癌の自覚的・他覚的症状の緩解
• 消化器癌の自覚的・他覚的症状の緩解
• 直腸癌の自覚的・他覚的症状の緩解
• 乳癌の自覚的・他覚的症状の緩解

フトラフール腸溶顆粒50%の副作用

主な副作用

食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、口内炎、肝機能障害、発疹、AST上昇、ALT上昇、腹部膨満感、心窩部痛

起こる可能性のある重大な副作用

白血球減少、貧血、血小板減少、血液障害、倦怠感、骨髄抑制、溶血性貧血、汎血球減少、無顆粒球症、発熱、咽頭痛、出血傾向、劇症肝炎、重篤な肝障害、肝硬変、プロトロンビン時間延長、アルブミン低下、コリンエステラーゼ低下、脱水症状、激しい下痢、重篤な腸炎、出血性腸炎、虚血性腸炎、壊死性腸炎、激しい腹痛、腹痛、白質脳症、精神神経障害、意識障害、小脳失調、認知症様症状、失見当識、傾眠、記憶力低下、四肢麻痺、歩行障害、尿失禁、知覚障害、狭心症、心筋梗塞、不整脈、心室頻拍、胸痛、失神、息切れ、動悸、急性腎障害、ネフローゼ症候群、嗅覚脱失、嗅覚障害、間質性肺炎、咳嗽、呼吸困難、急性膵炎、血清アミラーゼ値上昇、重篤な口内炎、消化管潰瘍、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens－Johnson症候群、錐体外路症状、言語障害、消化管出血

上記以外の副作用

口角炎、眩暈、しびれ、皮膚色素沈着、脱毛、紅潮、そう痒、心電図異常、咳、ST上昇、脂肪肝、Al－P上昇、腎機能障害、BUN上昇、クレアチニン上昇、嚥下困難、胃炎、腹鳴、興奮、耳鳴、末梢性ニューロパチー、過敏症、皮膚水疱、皮膚糜爛、DLE様皮疹、蕁麻疹、胸内苦悶感、灼熱感、関節痛、結膜充血、痰、血痰、糖尿、血糖値上昇、LDH上昇、平均赤血球容積増加、MCV増加、血清尿酸値上昇、女性型乳房、筋肉痛、CK上昇、CPK上昇、頭痛、黄疸、血尿、蛋白尿、舌炎、味覚異常、胸やけ、口渇、便秘、皮膚角化、皮膚浮腫、皮膚炎、爪異常、光線過敏症

フトラフール腸溶顆粒50%の用法・用量

• 1日量としてテガフール800mg～1200mgを1日2～4回に分けて経口投与する
• 年齢、症状により適宜増減する
  • なお、他の抗悪性腫瘍剤又は放射線との併用の場合は単独で使用する場合に準じ、適宜減量する

病気や症状に応じた注意喚起

• 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 重篤な過敏症
  • テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤投与中
  • テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤投与中止後7日以内
  • 肝障害
  • 感染症
  • 骨髄抑制
  • 消化管潰瘍
  • 消化管出血
  • 心疾患
  • 腎障害
  • 水痘
  • 耐糖能異常
  • DPD欠損
  • ジヒドロピリミジンデヒドロゲナーゼ欠損

患者の属性に応じた注意喚起

• 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 妊婦・産婦
  • 幼児・小児
  • 高齢者

年齢や性別に応じた注意喚起

• 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 高齢者(65歳〜)
  • 小児(0歳〜14歳)
• 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 小児(0歳〜14歳)
  • 生殖可能な年齢(11歳〜)
• 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 小児(0歳〜14歳)