処方薬
ロイケリン散10%

ロイケリン散10%の基本情報

ロイケリン散10%の概要

商品名 ロイケリン散10%
一般名 メルカプトプリン水和物散
薬価・規格 93.6円 (10%1g)
薬の形状
内用薬 > 散剤 > 散
内用薬 > 散剤 > 散のアイコン
製造会社 大原薬品
YJコード 4221001B1052
レセプト電算コード 620008778
添付文書PDFファイル

ロイケリン散10%の主な効果と作用

  • 白血病を治療するお薬です。
  • 腫瘍細胞の核酸代謝をおさえることにより、増殖をおさえる働きがあります。
  • あなたの病気や症状に合わせて処方されたお薬です。

ロイケリン散10%の用途

ロイケリン散10%の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

出血、肝障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、肝機能検査値異常、血尿、乏尿、食欲不振、悪心、嘔吐

起こる可能性のある重大な副作用

骨髄抑制、汎血球減少、無顆粒球症、白血球減少、血小板減少、貧血

上記以外の副作用

潰瘍性口内炎、下痢、過敏症、発疹、紅斑、発熱、脱毛、膵炎

ロイケリン散10%の用法・用量

  • 緩解導入量としては、メルカプトプリン水和物として、通常成人1日2~3mg/kgを単独又は他の抗腫瘍剤と併用して経口投与する
  • 緩解後は緩解導入量を下回る量を単独又は他の抗腫瘍剤と併用して経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ロイケリン散10%の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ロイケリン散10%の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
生ワクチン 免疫抑制下で生ワクチンを接種すると発症
麻疹ワクチン 免疫抑制下で生ワクチンを接種すると発症
風疹ワクチン 免疫抑制下で生ワクチンを接種すると発症
経口生ポリオワクチン 免疫抑制下で生ワクチンを接種すると発症
BCGワクチン 免疫抑制下で生ワクチンを接種すると発症
フェブキソスタット 骨髄抑制等の副作用を増強
トピロキソスタット 骨髄抑制等の副作用を増強
アロプリノール 本剤の副作用を増強
ワルファリンカリウム 抗凝血作用が減弱
不活化ワクチン 作用を減弱
B型肝炎ワクチン 作用を減弱
インフルエンザワクチン 作用を減弱
アミノサリチル酸誘導体 骨髄抑制
メサラジン 骨髄抑制
サラゾスルファピリジン 骨髄抑制
抗悪性腫瘍剤 急性白血病、骨髄異形成症候群、MDS、二次発癌

ロイケリン散10%と主成分が同じ薬

  • 内用薬 > 散剤 > 散のアイコン
    薬価 93.6円 (10%1g)
    薬の形状 内用薬 > 散剤 > 散
    製造会社 大原薬品
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ロイケリン散10%に関係する解説

代謝拮抗薬(プリン拮抗薬)

  • ロイケリン散10%は、代謝拮抗薬(プリン拮抗薬)に分類される。
  • 代謝拮抗薬(プリン拮抗薬)とは、DNAの構成成分に類似した化学構造をもち、細胞増殖に必要なDNA合成を阻害して抗腫瘍効果をあらわす薬。

代謝拮抗薬(プリン拮抗薬)の代表的な商品名

  • アラノンジー
  • フルダラ
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