処方薬
ギリアデル脳内留置用剤7.7mg
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ギリアデル脳内留置用剤7.7mgの基本情報

ギリアデル脳内留置用剤7.7mgの概要

商品名 ギリアデル脳内留置用剤7.7mg
一般名 カルムスチン脳内留置用剤
薬価・規格 163858.0円 (7.7mg1枚)
薬の形状
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製造会社 エーザイ
YJコード 4219700X1020
レセプト電算コード 622213201
添付文書PDFファイル

ギリアデル脳内留置用剤7.7mgの主な効果と作用

  • 腫瘍を治療するお薬です。
  • 腫瘍細胞の核酸代謝をおさえることにより、増殖をおさえる働きがあります。
  • あなたの病気や症状に合わせて処方されたお薬です。

ギリアデル脳内留置用剤7.7mgの用途

ギリアデル脳内留置用剤7.7mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

発熱、頭痛、片麻痺、リンパ球数減少、ALT増加、悪心、嘔吐、食欲減退、浮腫、低体温、失語症

起こる可能性のある重大な副作用

脳浮腫、痙攣、大発作痙攣、頭蓋内圧上昇、水頭症、脳ヘルニア、創傷治癒不良、脳脊髄液漏出、創傷治癒遅延、創し開、創合併症、感染症、創傷感染、膿瘍、髄膜炎、血栓塞栓症、脳梗塞、深部静脈血栓症、肺塞栓症、腫瘍出血、脳出血、頭蓋内出血、出血症状

上記以外の副作用

感覚鈍麻、記憶障害、半盲、単麻痺、斜視、血小板数減少、白血球数増加、尿失禁、腹部不快感、不規則月経、CRP増加、CK増加、顔面浮腫、無力症、倦怠感、腫脹、腫瘤、嚢胞、疼痛、胸痛、体重減少、錯乱状態、うつ病、解離、感情不安定、不安、激越、幻覚、思考異常、人格障害、失見当識、不眠症、妄想症、認知症、傾眠、昏迷、ジスキネジア、異常感覚、会話障害、協調運動異常、構語障害、昏睡、錯感覚、刺激無反応、視野欠損、振戦、脳神経麻痺、めまい、部分発作、片頭痛、末梢性ニューロパチー、嗜眠、眼筋麻痺、散瞳、視神経乳頭浮腫、視力障害、失明、弱視、複視、霧視、羞明、耳鳴、白血球数減少、プロトロンビン量減少、汎血球減少症、貧血、血液量減少症、肝機能検査異常、Al-P増加、尿閉、膀胱感覚消失、頻尿、多尿、尿糖、ショック、高血圧、低血圧、チアノーゼ、頻脈、心電図異常、心拍出量異常、下痢、便秘、皮膚そう痒症、皮膚変色、蕁麻疹、多汗症、発疹、筋攣縮、筋骨格硬直、頚部痛、背部痛、四肢痛、筋力低下、しゃっくり、呼吸困難、誤嚥性肺炎、尿崩症、高血糖、脱水、低ナトリウム血症、低マグネシウム血症、敗血症、カンジダ症、帯状疱疹、尿路感染、蜂巣炎、処置後血腫、切開部位痛、切開部位浮腫、切開部位紅斑、帽状腱膜下血腫、創腐敗、創部炎症、髄液貯留、脳室炎、嚢胞性リンパ管腫、髄液細胞増加

ギリアデル脳内留置用剤7.7mgの用法・用量

  • 通常、成人には、腫瘍切除腔の大きさや形状に応じて、本剤8枚(カルムスチンとして61.6mg)又は適宜減じた枚数を脳腫瘍切除術時の切除面を被覆するように留置する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤は、切除腔の大きさ・形状により、わずかに重なりあって留置することは可能であるが、組織表面と接しない切除腔に充填しないこと
  • 7.2. 本剤を分割して使用した場合の有効性及び安全性は確立していない〔14.2.4参照〕
  • 7.3. 本剤を2回以上留置した場合の有効性及び安全性は確立していない
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ギリアデル脳内留置用剤7.7mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

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ギリアデル脳内留置用剤7.7mgに関係する解説

アルキル化剤

  • ギリアデル脳内留置用剤7.7mgは、アルキル化剤に分類される。
  • アルキル化剤とは、細胞増殖に必要なDNAに作用しDNA複製阻害作用やDNAの破壊作用により抗がん作用をあらわす薬。

アルキル化剤の代表的な商品名

  • エンドキサン
  • ダカルバジン
  • テモダール
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