ケブザラ皮下注150mgオートインジェクターの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
鼻咽頭炎、口内炎、注射部位紅斑、上気道感染、口腔ヘルペス、尿路感染、高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、肝機能異常、ALT増加、高血圧
起こる可能性のある重大な副作用
好中球減少症、蜂巣炎、肺炎、白血球減少症、血小板減少症、肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、憩室炎、日和見感染、重篤な感染症、致命的経過、無顆粒球症、腸管穿孔、消化管穿孔、急性腹症、腹痛、発熱、ショック、アナフィラキシー、血圧低下、呼吸困難、意識消失、めまい、嘔気、嘔吐、そう痒感、潮紅、間質性肺炎、咳嗽、呼吸器症状
上記以外の副作用
注射部位そう痒感
ケブザラ皮下注150mgオートインジェクターの用法・用量
- 通常、成人にはサリルマブ(遺伝子組換え)として1回200mgを2週間隔で皮下投与する
- なお、患者の状態により1回150mgに減量すること
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 好中球数異常、血小板数異常又は肝機能検査値異常が認められた場合は、減量を考慮すること〔8.10、8.11、9.1.7、9.3肝機能障害患者の項、11.1.2、11.1.6参照〕
- 7.2. 本剤による治療反応は、通常投与開始から12週までには得られるため、12週までに治療反応が得られない場合は、現在の治療計画の継続を慎重に再考すること
- 7.3. 本剤と他の抗リウマチ生物製剤の併用について安全性及び有効性は確立していないので併用を避けること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ケブザラ皮下注150mgオートインジェクターの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
生ワクチン |
感染 |
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>の基質となる薬剤 |
血中濃度が減少 |
経口避妊薬 |
血中濃度が減少 |
シンバスタチン |
血中濃度が減少 |
ミダゾラム |
血中濃度が減少 |
肝障害を起こしやすい薬剤 |
肝機能障害 |