処方薬
コセンティクス皮下注150mgペン
先発

コセンティクス皮下注150mgペンの基本情報

コセンティクス皮下注150mgペンの概要

商品名 コセンティクス皮下注150mgペン
一般名 セクキヌマブ(遺伝子組換え)キット(2)
薬価・規格 71469.0円 (150mg1mL1キット)
薬の形状
注射薬 > キット類 > キット類
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製造会社 ノバルティス ファーマ
ブランド コセンティクス皮下注150mgシリンジ 他
YJコード 3999439G2028
レセプト電算コード 622518901
添付文書PDFファイル

コセンティクス皮下注150mgペンの主な効果と作用

  • かさぶた、赤み、発疹などの乾癬の症状を改善するお薬です。
  • 免疫に関与する細胞に働いて、炎症の原因となる物質の働きをおさえる働きがあります。
  • 脊椎の痛みや炎症、こわばりなどの症状を改善するお薬です。

コセンティクス皮下注150mgペンの用途

コセンティクス皮下注150mgペンの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

上気道感染、上咽頭炎、咽頭炎、鼻炎、副鼻腔炎、扁桃炎、カンジダ症、足部白癬、口腔ヘルペス、鼻漏、下痢

起こる可能性のある重大な副作用

重篤な感染症、蕁麻疹、好中球数減少、炎症性腸疾患、過敏症反応、アナフィラキシー、紅皮症、剥脱性皮膚炎

上記以外の副作用

肝機能検査値異常、注射部位反応、結膜炎、異汗性湿疹、壊疽性膿皮症、頭痛

コセンティクス皮下注150mgペンの用法・用量

  • 〈尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬〉通常、成人にはセクキヌマブ(遺伝子組換え)として、1回300mgを、初回、1週後、2週後、3週後、4週後に皮下投与し、以降、4週間の間隔で皮下投与する
    • また、体重により、1回150mgを投与することができる
  • 通常、6歳以上の小児にはセクキヌマブ(遺伝子組換え)として、体重50kg未満の患者には1回75mgを、体重50kg以上の患者には1回150mgを、初回、1週後、2週後、3週後、4週後に皮下投与し、以降、4週間の間隔で皮下投与する
    • なお、体重50kg以上の患者では、状態に応じて1回300mgを投与することができる
  • 〈強直性脊椎炎、X線基準を満たさない体軸性脊椎関節炎〉通常、成人にはセクキヌマブ(遺伝子組換え)として、1回150mgを、初回、1週後、2週後、3週後、4週後に皮下投与し、以降、4週間の間隔で皮下投与する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈効能共通〉本剤と他の生物製剤の併用について安全性及び有効性は確立していないので併用を避けること
  • 7.2. 〈効能共通〉本剤による治療反応は、通常投与開始から16週以内に得られるため、16週以内に治療反応が得られない場合は、本剤の治療計画の継続を慎重に再考すること
  • 7.3. 〈尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬〉体重60kg以下の成人患者では1回150mgの投与を考慮すること〔17.1.2参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

コセンティクス皮下注150mgペンの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 活動性結核
    • 過敏症
    • 重篤な感染症
    • 炎症性腸疾患
    • 結核
    • 肺外結核
    • ラテックス過敏症
    • 胸部画像検査で陳旧性結核
    • 結核患者との濃厚接触歴
    • 結核既感染
    • 活動期にあるクローン病
    • 感染症<重篤な感染症を除く>

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

コセンティクス皮下注150mgペンの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
生ワクチン 感染症

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コセンティクス皮下注150mgペンに関係する解説

セクキヌマブ(ヒト型抗ヒトIL-17モノクローナル抗体)製剤

  • コセンティクス皮下注150mgペンは、セクキヌマブ(ヒト型抗ヒトIL-17モノクローナル抗体)製剤に分類される。
  • セクキヌマブ(ヒト型抗ヒトIL-17モノクローナル抗体)製剤とは、体内で産生されるインターロイキン-17A(IL-17A)に結合し、この物質の活性を中和する作用により、表皮角化細胞の過剰な増殖や活性化を抑える作用をあらわすことで乾癬による皮膚症状や関節炎などを改善する薬。

セクキヌマブ(ヒト型抗ヒトIL-17モノクローナル抗体)製剤の代表的な商品名

  • コセンティクス
セクキヌマブ(ヒト型抗ヒトIL-17モノクローナル抗体)製剤についての詳しい解説を見る