処方薬
ボンビバ静注1mgシリンジ
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ボンビバ静注1mgシリンジの基本情報

ボンビバ静注1mgシリンジの概要

商品名 ボンビバ静注1mgシリンジ
一般名 イバンドロン酸ナトリウム水和物キット
薬価・規格 3476.0円 (1mg1mL1筒)
薬の形状
注射薬 > キット類 > キット類
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製造会社 大正製薬
ブランド ボンビバ錠100mg 他
YJコード 3999438G1027
レセプト電算コード 622255201
添付文書PDFファイル

ボンビバ静注1mgシリンジの主な効果と作用

  • 骨を壊す細胞に働いて、骨の吸収をおさえることにより、骨量を増やす働きがあります。
  • 骨粗鬆症を治療するお薬です。

ボンビバ静注1mgシリンジの用途

ボンビバ静注1mgシリンジの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

胃炎、胃不快感、下痢、逆流性食道炎、便秘、食欲不振、感覚異常、めまい、肝機能異常、AST上昇、ALT上昇

起こる可能性のある重大な副作用

アナフィラキシーショック、アナフィラキシー反応、顎骨壊死、顎骨骨髄炎、外耳道骨壊死、大腿骨転子下非定型骨折、非定型骨折、近位大腿骨骨幹部非定型骨折、近位尺骨骨幹部非定型骨折、低カルシウム血症、痙攣、テタニー、しびれ、失見当識、QT延長

上記以外の副作用

ALP上昇、発疹、蕁麻疹、結膜炎、関節炎、筋骨格硬直、四肢痛、倦怠感、注射部位反応、注射部位腫脹、注射部位疼痛、疼痛、注射部位紅斑、インフルエンザ様症状、ほてり、熱感、高血圧、発熱、胸痛、尿検査異常、尿中血陽性、浮腫、末梢浮腫、顔面浮腫、上気道感染、鼻咽頭炎、貧血、悪心、嘔吐、頭痛、多形紅斑、水疱性皮膚炎、ぶどう膜炎、強膜炎、上強膜炎、背部痛、筋肉痛、関節痛、骨痛、一過性急性期反応、喘息増悪

ボンビバ静注1mgシリンジの用法・用量

  • 通常、成人にはイバンドロン酸として1mgを1カ月に1回、静脈内投与する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤はできるだけ緩徐に静脈内投与すること
  • 7.2. 本剤は月1回投与する薬剤であり、本剤の投与が予定から遅れた場合は可能な限り速やかに投与を行い、以後、その投与を基点とし、1カ月間隔で投与すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ボンビバ静注1mgシリンジの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 低カルシウム血症
    • 悪性腫瘍
    • 高度腎機能障害
    • 高度腎障害
    • 抜歯
    • 放射線療法
    • 顎骨に対する局所感染
    • 化学療法
    • コルチコステロイド治療
    • 口腔の不衛生
    • 歯科処置
    • 耳感染
    • 顎骨に対する侵襲的歯科処置
    • 骨・ミネラル代謝障害
    • 血管新生阻害薬治療
    • 耳外傷
    • eGFRが30mL/min/1.73㎡未満

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ボンビバ静注1mgシリンジの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
化学療法 顎骨壊死、顎骨骨髄炎
血管新生阻害薬治療 顎骨壊死、顎骨骨髄炎
副腎皮質ホルモン剤 顎骨壊死、顎骨骨髄炎

ボンビバ静注1mgシリンジと主成分が同じ薬

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ボンビバ静注1mgシリンジに関係する解説

ビスホスホネート製剤(骨粗しょう症治療薬)

  • ボンビバ静注1mgシリンジは、ビスホスホネート製剤(骨粗しょう症治療薬)に分類される。
  • ビスホスホネート製剤(骨粗しょう症治療薬)とは、骨を壊す過程を抑えて骨量の低下を抑え、骨を強くし骨粗しょう症による骨折などへの危険性を低下させる薬。

ビスホスホネート製剤(骨粗しょう症治療薬)の代表的な商品名

  • アクトネル、ベネット
  • ボナロン、フォサマック
  • ボノテオ、リカルボン
  • ボンビバ
  • リクラスト
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