ステラーラ皮下注45mgシリンジの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
鼻咽頭炎、上気道感染、外陰腟真菌感染、副鼻腔炎、帯状疱疹、歯肉炎、うつ病、頭痛、浮動性めまい、咽喉頭疼痛、鼻閉
起こる可能性のある重大な副作用
重篤な感染症、蜂巣炎、憩室炎、骨髄炎、胃腸炎、肺炎、尿路感染、アナフィラキシー、発疹、蕁麻疹、血管浮腫、結核、結核再活性化、間質性肺炎、咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音異常、捻髪音
上記以外の副作用
悪心、嘔吐、下痢、皮膚そう痒症、ざ瘡、過敏性血管炎、関節痛、筋痛、背部痛、注射部位反応、疲労、無力症、好酸球性肺炎、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症
ステラーラ皮下注45mgシリンジの用法・用量
- 〈尋常性乾癬及び関節症性乾癬〉通常、成人にはウステキヌマブ(遺伝子組換え)として1回45mgを皮下投与する
- 初回投与及びその4週後に投与し、以降12週間隔で投与する
- ただし、効果不十分な場合には1回90mgを投与することができる
- 〈クローン病/潰瘍性大腸炎〉ウステキヌマブ(遺伝子組換え)の点滴静注製剤を投与8週後に、通常、成人にはウステキヌマブ(遺伝子組換え)として90mgを皮下投与し、以降は12週間隔で90mgを皮下投与する
- なお、効果が減弱した場合には、投与間隔を8週間に短縮できる
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈効能共通〉本剤と他の生物製剤の併用について安全性及び有効性は確立していないので併用を避けること
- 7.2. 〈尋常性乾癬及び関節症性乾癬〉本剤による治療反応が得られない場合、投与開始から28週以内には増量を含めて治療計画を再考すること
- また、尋常性乾癬及び関節症性乾癬の場合、増量を行っても十分な治療反応が得られない場合、本剤の投与継続を慎重に再考すること
- 7.3. 〈クローン病/潰瘍性大腸炎〉ウステキヌマブ(遺伝子組換え)点滴静注製剤による導入療法の初回投与8週後に、本剤の皮下投与を開始すること(導入療法における用法・用量は、ウステキヌマブ(遺伝子組換え)の点滴静注製剤の添付文書を参照すること)
- 7.4. 〈クローン病/潰瘍性大腸炎〉本剤の8週間隔への投与間隔短縮は、本剤の皮下投与中に効果が減弱した患者に対し、本剤の皮下投与開始から8週以降に行うことができる
- クローン病/潰瘍性大腸炎の場合、本剤の投与間隔を短縮しても16週以内に治療効果が得られない場合、投与を継続しても効果が得られない可能性があることから、本剤の投与継続の必要性を検討すること
- 7.5. 〈クローン病/潰瘍性大腸炎〉本剤の皮下投与開始後、本剤の2回目の皮下投与までに治療反応がない場合、投与を継続しても効果が得られない可能性があることから、本剤の投与継続の必要性を検討すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ステラーラ皮下注45mgシリンジの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
生ワクチン |
感染症 |
アナフィラキシーに対するアレルゲン免疫療法 |
アレルゲン免疫療法に影響 |