ゾレドロン酸点滴静注4mg/5mL「サンド」の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
貧血、血小板減少、白血球減少、汎血球減少、過敏症、紅斑、水疱、皮疹、湿疹、そう痒、紅斑性皮疹
起こる可能性のある重大な副作用
急性腎不全、間質性腎炎、ファンコニー症候群、低リン血症、低カリウム血症、代謝性アシドーシス、近位腎尿細管障害、腎障害、うっ血性心不全、浮腫、呼吸困難、肺水腫、低カルシウム血症、QT延長、痙攣、テタニー、しびれ、失見当識、間質性肺炎、咳嗽、発熱、肺音異常、捻髪音、顎骨壊死、顎骨骨髄炎、外耳道骨壊死、非定型骨折、大腿骨転子下非定型骨折、近位大腿骨骨幹部非定型骨折、近位尺骨骨幹部非定型骨折
上記以外の副作用
斑状皮疹、血管神経性浮腫、蕁麻疹、低リン酸血症、高カリウム血症、低マグネシウム血症、高ナトリウム血症、不安、睡眠障害、錯乱、幻覚、頭痛、浮動性眩暈、味覚異常、感覚減退、錯感覚、知覚過敏、振戦、傾眠、結膜炎、結膜充血、霧視、ぶどう膜炎、上強膜炎、強膜炎、眼窩炎症、眼窩浮腫、眼窩蜂巣炎、徐脈、低血圧、高血圧、嘔気、下痢、便秘、腹痛、食欲不振、嘔吐、口内炎、歯周病、歯肉炎、歯周炎、消化不良、口内乾燥、肝機能異常、AST増加、ALT増加、γ-GTP増加、関節痛、骨痛、関節硬直、筋肉痛、筋硬直、背部痛、全身痛、急性期反応、尿中β2-ミクログロブリン増加、血尿、多尿、蛋白尿、血中尿素増加、血中クレアチニン増加、β-Nアセチル-D-グルコサミニダーゼ増加、倦怠感、脱力、疲労、末梢性浮腫、胸痛、疼痛、悪寒、口渇、関節炎、関節腫脹、注射部位反応、注射部位疼痛、注射部位刺激感、注射部位腫脹、注射部位硬結、注射部位発赤、体重増加、多汗、インフルエンザ様疾患
ゾレドロン酸点滴静注4mg/5mL「サンド」の用法・用量
- 1.悪性腫瘍による高カルシウム血症:ゾレドロン酸として4mgを日局生理食塩液又は日局ブドウ糖注射液(5%)100mLに希釈し、15分以上かけて点滴静脈内投与する
- なお、再投与が必要な場合には、初回投与による反応を確認するために少なくとも1週間の投与間隔をおく
- 2.多発性骨髄腫による骨病変及び固形癌骨転移による骨病変:ゾレドロン酸として4mgを日局生理食塩液又は日局ブドウ糖注射液(5%)100mLに希釈し、15分以上かけて3~4週間間隔で点滴静脈内投与する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ゾレドロン酸点滴静注4mg/5mL「サンド」の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
化学療法 |
顎骨壊死、顎骨骨髄炎 |
血管新生阻害薬治療 |
顎骨壊死、顎骨骨髄炎 |
副腎皮質ホルモン剤 |
顎骨壊死、顎骨骨髄炎 |
カルシトニン製剤 |
血清カルシウムが急速に低下 |
エルカトニン |
血清カルシウムが急速に低下 |
サケカルシトニン |
血清カルシウムが急速に低下 |
アミノグリコシド系抗生物質 |
長期間にわたり血清カルシウムが低下 |
ゲンタマイシン |
長期間にわたり血清カルシウムが低下 |
シナカルセト |
血清カルシウムが低下 |