処方薬
ミラクリッド注射液10万単位
先発

ミラクリッド注射液10万単位の基本情報

ミラクリッド注射液10万単位の概要

商品名 ミラクリッド注射液10万単位
一般名 ウリナスタチン注射液
薬価・規格 1525.0円 (100,000単位2mL1管)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
製造会社 持田製薬
ブランド ミラクリッド注射液2万5千単位 他
YJコード 3999405A3073
レセプト電算コード 620005229
添付文書PDFファイル

ミラクリッド注射液10万単位の主な効果と作用

  • 膵液(タンパク質分解酵素)の働きをおさえる働きがあります。
  • 膵炎の治療に用いるお薬です。
  • ショック状態を改善するお薬です。

ミラクリッド注射液10万単位の用途

ミラクリッド注射液10万単位の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

血管痛、好酸球増多、AST上昇、ALT上昇、過敏症、発疹、そう痒感、悪心、嘔吐、下痢、発赤

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシーショック、血圧降下、頻脈、胸内苦悶、呼吸困難、皮膚潮紅、蕁麻疹、白血球減少

上記以外の副作用

発熱

ミラクリッド注射液10万単位の用法・用量

  • 〈急性膵炎、慢性再発性膵炎の急性増悪期〉通常、成人には初期投与量として1回25000~50000単位を500mLの輸液で希釈し、1回当たり1~2時間かけて1日1~3回点滴静注する
  • 以後は症状の消退に応じて減量する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • 〈急性循環不全〉通常、成人には1回100000単位を500mLの輸液で希釈し、1回当たり1~2時間かけて1日1~3回点滴静注するか、又は、1回100000単位を1日1~3回緩徐に静注する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ミラクリッド注射液10万単位の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ミラクリッド注射液10万単位と主成分が同じ薬

主成分が同じ薬をすべて見る

ミラクリッド注射液10万単位に関係する解説

膵炎治療薬

  • ミラクリッド注射液10万単位は、膵炎治療薬に分類される。
  • 膵炎治療薬とは、膵液に含まれるタンパク分解酵素を阻害し膵臓の炎症による腹痛、吐き気などを改善する薬。

膵炎治療薬の代表的な商品名

  • フオイパン
  • フサン
膵炎治療薬についての詳しい解説を見る