処方薬
エナロイ錠2mg
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エナロイ錠2mgの基本情報

エナロイ錠2mgの概要

商品名 エナロイ錠2mg
一般名 エナロデュスタット錠
薬価・規格 254.3円 (2mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 日本たばこ産業
YJコード 3999052F1029
レセプト電算コード 622829501
添付文書PDFファイル

エナロイ錠2mgの主な効果と作用

  • 貧血を改善するお薬です。
  • 赤血球の形成、成熟を促す働きがあります。

エナロイ錠2mgの用途

エナロイ錠2mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

網膜出血、高血圧、湿疹、血圧上昇、フィブリンDダイマー増加

起こる可能性のある重大な副作用

血栓塞栓症、深部静脈血栓症、肺塞栓症、脳幹梗塞

エナロイ錠2mgの用法・用量

  • 〈保存期慢性腎臓病患者及び腹膜透析患者〉通常、成人には、エナロデュスタットとして1回2mgを開始用量とし、1日1回食前又は就寝前に経口投与する
  • 以後は、患者の状態に応じて投与量を適宜増減するが、最高用量は1回8mgとする
  • 〈血液透析患者〉通常、成人には、エナロデュスタットとして1回4mgを開始用量とし、1日1回食前又は就寝前に経口投与する
  • 以後は、患者の状態に応じて投与量を適宜増減するが、最高用量は1回8mgとする
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 用量調節が必要な場合には、次を参考に1段階ずつ投与量を増減すること
  • 1). 段階1:本剤投与量1mg
  • 2). 段階2:本剤投与量2mg
  • 3). 段階3:本剤投与量4mg
  • 4). 段階4:本剤投与量6mg
  • 5). 段階5:本剤投与量8mg
  • 7.2. 増量する場合の間隔は4週間以上とすること
  • 7.3. 休薬した場合には、休薬前より少なくとも1段階低い用量で投与を再開すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

エナロイ錠2mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

エナロイ錠2mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
セベラマー塩酸塩 本剤の作用が減弱
リン吸着薬 本剤の作用が減弱
ビキサロマー 本剤の作用が減弱
炭酸ランタン 本剤の作用が減弱
多価陽イオン含有製剤<服用> 本剤の作用が減弱
カルシウム経口剤 本剤の作用が減弱
鉄剤<服用> 本剤の作用が減弱
マグネシウム製剤経口剤 本剤の作用が減弱
アルミニウム<服用> 本剤の作用が減弱

飲食物との組み合わせ注意

  • アルミニウムを含むもの
  • カルシウム・マグネシウム・鉄などを含むもの<牛乳、乳製品、バジル、海苔、ひじき など>

エナロイ錠2mgと主成分が同じ薬

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    製造会社 日本たばこ産業
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    処方薬

    エナロイ錠2mg

    薬価 254.3円 (2mg1錠)
    薬の形状 内用薬 > 錠剤 > 錠
    製造会社 日本たばこ産業
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エナロイ錠2mgに関係する解説

HIF-PH阻害薬(腎性貧血治療薬)

  • エナロイ錠2mgは、HIF-PH阻害薬(腎性貧血治療薬)に分類される。
  • HIF-PH阻害薬(腎性貧血治療薬)とは、低酸素誘導因子ープロリン水酸化酵素(HIF-PH)という物質の働きを阻害することで、低酸素誘導因子(HIF)によるエリスロポエチン(EPO)産生を誘導し、赤血球産生を促進させることで慢性腎臓病(CKD)などによる貧血(腎性貧血)を改善する薬。

HIF-PH阻害薬(腎性貧血治療薬)の代表的な商品名

  • エベレンゾ
  • ダーブロック
  • バフセオ
  • エナロイ
  • マスーレッド
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