処方薬
ボンビバ錠100mg
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ボンビバ錠100mgの基本情報

ボンビバ錠100mgの概要

商品名 ボンビバ錠100mg
一般名 イバンドロン酸ナトリウム水和物錠
薬価・規格 1714.6円 (100mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 大正製薬
ブランド ボンビバ錠100mg 他
YJコード 3999040F1026
レセプト電算コード 622471501
識別コード BNVA
添付文書PDFファイル

ボンビバ錠100mgの主な効果と作用

  • 骨を壊す細胞に働いて、骨の吸収をおさえることにより、骨量を増やす働きがあります。
  • 骨粗鬆症を治療するお薬です。

ボンビバ錠100mgの用途

ボンビバ錠100mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

下痢、腹痛、悪心、嘔吐、腹部不快感、胃腸炎、便秘、血中フィブリノゲン増加、倦怠感、インフルエンザ様症状、C-反応性蛋白増加

起こる可能性のある重大な副作用

胃潰瘍、食道炎、上部消化管障害、食道穿孔、食道狭窄、食道潰瘍、十二指腸潰瘍、食道びらん、出血、アナフィラキシーショック、アナフィラキシー反応、顎骨壊死、顎骨骨髄炎、外耳道骨壊死、大腿骨転子下非定型骨折、非定型骨折、近位大腿骨骨幹部非定型骨折、近位尺骨骨幹部非定型骨折、低カルシウム血症、痙攣、テタニー、しびれ、失見当識、QT延長

上記以外の副作用

発熱、胸痛、熱感、食欲不振、頭痛、感覚異常、めまい、肝機能異常、AST上昇、ALT上昇、ALP上昇、多形紅斑、水疱性皮膚炎、発疹、蕁麻疹、ぶどう膜炎、強膜炎、上強膜炎、結膜炎、背部痛、関節痛、骨痛、筋肉痛、関節炎、筋骨格硬直、四肢痛、一過性急性期反応、喘息増悪、疼痛、ほてり、高血圧、尿検査異常、尿中血陽性、浮腫、末梢浮腫、顔面浮腫、上気道感染、鼻咽頭炎、貧血

ボンビバ錠100mgの用法・用量

  • 通常、成人にはイバンドロン酸として100mgを1カ月に1回、起床時に十分量(約180mL)の水とともに経口投与する
    • なお、服用後少なくとも60分は横にならず、飲食(水を除く)及び他の薬剤の経口摂取を避けること
  • (用法及び用量に関連する注意)投与にあたっては次の点を患者に指導すること
  • 7.1. 本剤は水で服用すること
  • 一緒に水以外の飲料(カルシウム・マグネシウム等の含量の特に高いミネラルウォーターを含む)、食物又は他の薬剤と服用すると、吸収を妨げることがあるので、起床後、最初の飲食前に服用し、かつ、服用後少なくとも60分は水以外の飲食を避ける〔10.2参照〕
  • 7.2. 食道及び局所への副作用の可能性を低下させるため、速やかに胃内へと到達させることが重要である
  • 服用に際しては、次の事項に注意すること〔8.1参照〕
  • ・ 口腔咽頭部に潰瘍を生じる可能性があるので、本剤をかんだり、口中で溶かしたりしないこと
  • ・ 上体を起こした状態で十分量(約180mL)の水とともに服用し、服用後60分は横にならないこと
  • ・ 就寝時又は起床前に服用しないこと
  • 7.3. 本剤は月1回服用する薬剤であり、本剤の服用を忘れた場合は気づいた日の翌日に1錠服用し、以後、その服用を基点とし、1カ月間隔で服用すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ボンビバ錠100mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 低カルシウム血症
    • 食道狭窄
    • アカラシア
    • 食道弛緩不能症
    • 食道通過を遅延させる障害
    • 立位を60分以上保てない
    • 坐位を60分以上保てない
    • 悪性腫瘍
    • 胃炎
    • 嚥下困難
    • 高度腎機能障害
    • 高度腎障害
    • 食道炎
    • 十二指腸炎
    • 抜歯
    • 放射線療法
    • 顎骨に対する局所感染
    • 化学療法
    • 上部消化管障害
    • 上部消化管潰瘍
    • コルチコステロイド治療
    • 口腔の不衛生
    • 歯科処置
    • 耳感染
    • 顎骨に対する侵襲的歯科処置
    • 骨・ミネラル代謝障害
    • 血管新生阻害薬治療
    • 耳外傷
    • eGFRが30mL/min/1.73㎡未満

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ボンビバ錠100mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
経口薬剤 吸収を妨げる
化学療法 顎骨壊死、顎骨骨髄炎
血管新生阻害薬治療 顎骨壊死、顎骨骨髄炎
副腎皮質ホルモン剤 顎骨壊死、顎骨骨髄炎

飲食物との組み合わせ注意

  • アルミニウムを含むもの
  • カルシウム・マグネシウムなどを多く含むミネラル
  • 食べ物全般
  • 水以外の飲み物
  • カルシウム・マグネシウム・鉄などを含むもの<牛乳、乳製品、バジル、海苔、ひじき など>
  • ミネラル入りのビタミンを含むもの

ボンビバ錠100mgと主成分が同じ薬

  • 内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
    薬価 1714.6円 (100mg1錠)
    薬の形状 内用薬 > 錠剤 > 錠
    製造会社 大正製薬
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ボンビバ錠100mgに関係する解説

ビスホスホネート製剤(骨粗しょう症治療薬)

  • ボンビバ錠100mgは、ビスホスホネート製剤(骨粗しょう症治療薬)に分類される。
  • ビスホスホネート製剤(骨粗しょう症治療薬)とは、骨を壊す過程を抑えて骨量の低下を抑え、骨を強くし骨粗しょう症による骨折などへの危険性を低下させる薬。

ビスホスホネート製剤(骨粗しょう症治療薬)の代表的な商品名

  • アクトネル、ベネット
  • ボナロン、フォサマック
  • ボノテオ、リカルボン
  • ボンビバ
  • リクラスト
ビスホスホネート製剤(骨粗しょう症治療薬)についての詳しい解説を見る