処方薬
ピレスパ錠200mg
先発

ピレスパ錠200mgの基本情報

ピレスパ錠200mgの概要

商品名 ピレスパ錠200mg
一般名 ピルフェニドン錠
薬価・規格 398.7円 (200mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 塩野義製薬
YJコード 3999025F1021
レセプト電算コード 620008559
識別コード @521
添付文書PDFファイル

ピレスパ錠200mgの主な効果と作用

  • 炎症を起こす物質(サイトカイン)の産生をおさえ、肺の線維化を防ぐ働きがあります。
  • 肺の機能の悪化をおさえるお薬です。

ピレスパ錠200mgの用途

  • 特発性肺線維症

ピレスパ錠200mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

AST上昇、ALT上昇、光線過敏症、発疹、食欲不振、胃不快感、嘔気、下痢、胸やけ、眠気、めまい

起こる可能性のある重大な副作用

黄疸、肝機能障害、肝不全、無顆粒球症、白血球減少、好中球減少

上記以外の副作用

ふらつき、ふらつき感、γ-GTP上昇、Al-P上昇、LDH上昇、倦怠感、皮膚そう痒、紅斑、湿疹、扁平苔癬、腹部膨満感、嘔吐、便秘、逆流性食道炎、口内炎、腹部不快感、腹痛、口唇炎、口唇びらん、動悸、頭痛、頭重、ビリルビン上昇、白血球増加、好酸球増加、血小板減少、体重減少、発熱、味覚異常、筋骨格痛、ほてり、抑うつ、不安、不眠

ピレスパ錠200mgの用法・用量

  • 通常、成人にはピルフェニドンとして初期用量1回200mgを1日3回(1日600mg)食後に経口投与し、患者の状態を観察しながら1回量を200mgずつ漸増し、1回600mg(1日1800mg)まで増量する
    • なお、症状により適宜増減する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤は初期用量として1回200mg(1日600mg)から開始し、2週間を目安に1回200mgずつ漸増し、1回600mg(1日1800mg)で維持することが望ましい
  • 7.2. 胃腸障害等の発現時には必要に応じて減量又は休薬を検討すること(なお、症状が軽減した場合、1回200mg(1日600mg)から開始し、2週間を目安に1回200mgずつ漸増し、維持用量の目安を1回400mg(1日1200mg)以上とすることが望ましい)
  • 7.3. 食後投与と比べ空腹時投与では、本剤の血漿中濃度が高値を示し、副作用があらわれるおそれがあるので、食後に投与すること〔16.2.1参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ピレスパ錠200mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ピレスパ錠200mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
フルボキサミンマレイン酸塩 本剤のAUCが約4倍増加
シプロフロキサシン 本剤のAUCが約1.8倍増加

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ピレスパ錠200mgに関係する解説

ピルフェニドン(抗線維化剤)

  • ピレスパ錠200mgは、ピルフェニドン(抗線維化剤)に分類される。
  • ピルフェニドン(抗線維化剤)とは、肺の線維化に関わる因子の産生を調整し肺機能の悪化を抑制することで肺線維症の進行を抑える薬。

ピルフェニドン(抗線維化剤)の代表的な商品名

  • ピレスパ
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