リセドロン酸Na錠17.5mg「日医工」の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
胃不快感、便秘、上腹部痛、悪心、胃炎、下痢、腹部膨満感、消化不良、胸やけ、味覚異常、口内炎
起こる可能性のある重大な副作用
上部消化管障害、食道穿孔、食道狭窄、食道潰瘍、食道炎、肝機能障害、黄疸、著しいAST上昇、著しいALT上昇、著しいγ-GTP上昇、顎骨壊死、顎骨骨髄炎、外耳道骨壊死、大腿骨転子下非定型骨折、非定型骨折、近位大腿骨骨幹部非定型骨折、近位尺骨骨幹部非定型骨折、胃潰瘍、十二指腸潰瘍
上記以外の副作用
口渇、嘔吐、食欲不振、そう痒症、発疹、紅斑、浮腫、γ-GTP増加、AST増加、ALT増加、血中AL-P増加、霧視、貧血、白血球数減少、めまい、頭痛、感覚減退、しびれ、傾眠、筋痛、骨格痛、関節痛、背部痛、骨痛、頸部痛、血中カルシウム減少、尿潜血陽性、倦怠感、BUN増加、血中AL-P減少、血中リン減少、顔面浮腫、四肢浮腫、ほてり、無力症、疲労、脱力、動悸、血圧上昇、発熱、軟便、おくび、舌炎、十二指腸炎、鼓腸、歯肉腫脹、過敏症、じん麻疹、皮膚炎、水疱性皮膚炎、血管浮腫、LDH増加、眼痛、ぶどう膜炎、好中球数減少、リンパ球数増加、耳鳴、尿中β2ミクログロブリン増加、脱毛
リセドロン酸Na錠17.5mg「日医工」の用法・用量
- 〈骨粗鬆症〉通常、成人にはリセドロン酸ナトリウムとして17.5mgを1週間に1回、起床時に十分量(約180mL)の水とともに経口投与する
- なお、服用後少なくとも30分は横にならず、水以外の飲食並びに他の薬剤の経口摂取も避けること
- 〈骨ページェット病〉通常、成人にはリセドロン酸ナトリウムとして17.5mgを1日1回、起床時に十分量(約180mL)の水とともに8週間連日経口投与する
- なお、服用後少なくとも30分は横にならず、水以外の飲食並びに他の薬剤の経口摂取も避けること
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈効能共通〉投与にあたっては次の点を患者に指導すること
- ・ 〈効能共通〉同時に水以外の飲料(Ca・Mg等の含量の特に高いミネラルウォーターを含む)や食物あるいは他の薬剤と服用すると、本剤の吸収を妨げることがあるので、起床後、最初の飲食前に服用し、かつ服用後少なくとも30分は水以外の飲食を避ける〔10.2、16.2参照〕
- ・ 〈効能共通〉食道炎や食道潰瘍が報告されているので、立位あるいは坐位で、十分量(約180mL)の水とともに服用し、服用後30分は横たわらない〔11.1.1参照〕
- ・ 〈効能共通〉就寝時又は起床前に服用しない
- ・ 〈効能共通〉口腔咽頭刺激の可能性があるので噛まずに、なめずに服用する
- ・ 〈効能共通〉食道疾患の症状(嚥下困難又は嚥下痛、胸骨後部の痛み、高度の持続する胸やけ等)があらわれた場合には主治医に連絡する〔11.1.1参照〕
- 7.2. 〈骨粗鬆症〉本剤は骨粗鬆症の場合、週1回服用する薬剤であり、同一曜日に服用し、また、本剤の服用を忘れた場合は、翌日に1錠服用し、その後はあらかじめ定めた曜日に服用する(なお、1日に2錠服用しない)
- 7.3. 〈骨ページェット病〉再治療は少なくとも2ヵ月間の休薬期間をおき、生化学所見が正常化しない場合及び症状の進行が明らかな場合にのみ行うこと
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
リセドロン酸Na錠17.5mg「日医工」の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
経口薬剤 |
本剤の吸収を妨げる |
カルシウム補給剤経口剤 |
本剤の吸収を妨げる |
カルシウム経口剤 |
本剤の吸収を妨げる |
アルミニウム<服用> |
本剤の吸収を妨げる |
マグネシウム製剤経口剤 |
本剤の吸収を妨げる |
化学療法 |
顎骨壊死、顎骨骨髄炎 |
血管新生阻害薬治療 |
顎骨壊死、顎骨骨髄炎 |
副腎皮質ホルモン剤 |
顎骨壊死、顎骨骨髄炎 |