処方薬
アレンドロン酸錠35mg「TCK」
後発

アレンドロン酸錠35mg「TCK」の基本情報

アレンドロン酸錠35mg「TCK」の概要

商品名 アレンドロン酸錠35mg「TCK」
一般名 アレンドロン酸ナトリウム35mg錠
薬価・規格 107.1円 (35mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
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製造会社 辰巳化学
ブランド アレンドロン酸錠5mg「TCK」 他
YJコード 3999018F2125
レセプト電算コード 622222201
識別コード TU
添付文書PDFファイル

アレンドロン酸錠35mg「TCK」の主な効果と作用

  • 骨を壊す細胞に働いて、骨の吸収をおさえることにより、骨量を増やす働きがあります。
  • 骨粗鬆症を治療するお薬です。

アレンドロン酸錠35mg「TCK」の用途

アレンドロン酸錠35mg「TCK」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

胃炎、腹部不快感、胃痛、胃不快感、胃重感、腹痛、嘔吐、食欲不振、腹部膨満感、口内炎、胃酸逆流

起こる可能性のある重大な副作用

食道炎、出血性胃潰瘍、胃潰瘍、出血性十二指腸潰瘍、十二指腸潰瘍、出血性胃炎、食道障害、食道穿孔、食道狭窄、食道潰瘍、食道びらん、出血、口腔内潰瘍、吐血、下血、嚥下困難、嚥下痛、胸骨下痛、胸やけ、口腔内異和感、口内痛、口内痛悪化、上腹部痛、心窩部痛、上腹部不快感、上腹部不快感悪化、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、外耳道骨壊死、大腿骨転子下非定型骨折、非定型骨折、近位大腿骨骨幹部非定型骨折、近位尺骨骨幹部非定型骨折、低カルシウム血症、痙攣、テタニー、しびれ、失見当識、QT延長、顎骨壊死、顎骨骨髄炎

上記以外の副作用

咽喉頭痛、頭痛、咽喉頭不快感、おくび、嘔気、便秘、下痢、消化不良、発疹、皮膚かゆみ、脱毛、蕁麻疹、肝機能異常、γ-GTP上昇、BUN上昇、浮動性めまい、関節痛、背痛、背部痛、筋肉痛、骨痛、日常生活に支障を来たすような激しい関節痛、日常生活に支障を来たすような激しい背痛、日常生活に支障を来たすような激しい背部痛、日常生活に支障を来たすような激しい筋肉痛、日常生活に支障を来たすような激しい骨痛、筋痙攣、眼症状、眼のかすみ、眼異和感、強膜炎、胸痛、倦怠、倦怠感、味覚倒錯、末梢性浮腫、顔面浮腫、動悸、脱力、脱力感、発熱、気分不良、ほてり、顔面紅潮、熱感、CK上昇、血圧上昇、貧血、鼓腸放屁、口内乾燥、歯肉腫脹、紅斑、湿疹、赤血球数減少、ヘモグロビン低下、白血球数減少、血小板数減少、頻尿、排尿困難、回転性めまい、知覚減退、不眠、不眠症、血清リン低下、血清カリウム上昇、ぶどう膜炎、上強膜炎、血管浮腫、LDH上昇、総コレステロール値上昇、血清アルブミン低下、下肢痛

アレンドロン酸錠35mg「TCK」の用法・用量

  • 通常、成人にはアレンドロン酸として35mgを1週間に1回、朝起床時に水約180mLとともに経口投与する
    • なお、服用後少なくとも30分は横にならず、飲食(水を除く)並びに他の薬剤の経口摂取も避けること
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤は水のみで服用すること
  • 一緒に水以外の飲み物(Ca・Mg等の含量の特に高いミネラルウォーターを含む)、食物及び他の薬剤と服用すると、吸収を抑制するおそれがある
  • 7.2. 食道及び局所への副作用の可能性を低下させるため、速やかに胃内へと到達させることが重要である
  • 服用に際しては、次の事項に注意すること〔2.2、8.1参照〕
  • ・ 起床してすぐにコップ1杯の水(約180mL)とともに服用すること
  • ・ 口腔咽頭部に潰瘍を生じる可能性があるため、本剤を噛んだり又は口中で溶かしたりしないこと
  • ・ 本剤を服用後、少なくとも30分経ってからその日の最初の食事を摂り、食事を終えるまで横にならないこと
  • ・ 就寝時又は起床前に服用しないこと
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

アレンドロン酸錠35mg「TCK」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 低カルシウム血症
    • 食道狭窄
    • 30分以上上体を起こしていることのできない
    • 30分以上立っていることのできない
    • アカラシア
    • 食道弛緩不能症
    • 食道通過を遅延させる障害
    • 悪性腫瘍
    • 胃炎
    • 嚥下困難
    • 高度腎機能障害
    • 重篤な腎機能障害
    • 食道炎
    • 十二指腸炎
    • 抜歯
    • ビタミンD欠乏症
    • ビタミンD代謝異常
    • 放射線療法
    • 顎骨に対する局所感染
    • 化学療法
    • ミネラル代謝障害
    • 上部消化管障害
    • 上部消化管潰瘍
    • コルチコステロイド治療
    • 口腔の不衛生
    • 歯科処置
    • 耳感染
    • 顎骨に対する侵襲的歯科処置
    • 血管新生阻害薬治療
    • 耳外傷
    • eGFRが30mL/min/1.73㎡未満

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

アレンドロン酸錠35mg「TCK」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
経口薬剤 吸収を抑制
化学療法 顎骨壊死、顎骨骨髄炎
血管新生阻害薬治療 顎骨壊死、顎骨骨髄炎
副腎皮質ホルモン剤 顎骨壊死、顎骨骨髄炎

飲食物との組み合わせ注意

  • カルシウム・マグネシウムなどを多く含むミネラル
  • 食べ物全般
  • 水以外の飲み物
  • カルシウム・マグネシウム・鉄などを含むもの<牛乳、乳製品、バジル、海苔、ひじき など>

アレンドロン酸錠35mg「TCK」と主成分が同じ薬

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アレンドロン酸錠35mg「TCK」に関係する解説

ビスホスホネート製剤(骨粗しょう症治療薬)

  • アレンドロン酸錠35mg「TCK」は、ビスホスホネート製剤(骨粗しょう症治療薬)に分類される。
  • ビスホスホネート製剤(骨粗しょう症治療薬)とは、骨を壊す過程を抑えて骨量の低下を抑え、骨を強くし骨粗しょう症による骨折などへの危険性を低下させる薬。

ビスホスホネート製剤(骨粗しょう症治療薬)の代表的な商品名

  • アクトネル、ベネット
  • ボナロン、フォサマック
  • ボノテオ、リカルボン
  • ボンビバ
  • リクラスト
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