処方薬
ホモック注200mg
後発

ホモック注200mgの添付文書

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効果・効能

進行する感音性難聴(音響外傷を含む)、症候性神経痛、腰痛症、関節痛、肩関節周囲炎(五十肩)。

用法・用量

コンドロイチン硫酸エステルナトリウムとして、1回20~300mgを1日1回静脈内又は筋肉内注射する。但し、鎮痛の目的で使用する場合には、経口投与が不可能な場合又は経口剤で効果がみられない場合にのみ使用し、経口投与が可能になった場合には速やかに経口投与に切り替える。

なお、静脈内注射は急性症状にのみ使用する。

副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

  1. 重大な副作用

    ショック(頻度不明):ショック様症状が現れることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行う。

  2. その他の副作用(頻度不明)

    1. 過敏症:発疹、熱感[発現した場合には投与を中止する]。
    2. 適用部位:注射局所の疼痛。

使用上の注意

(禁忌)

本剤に対し過敏症の既往歴のある患者。

(慎重投与)

薬物過敏症の患者。

(高齢者への投与)

一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。

(適用上の注意)

  1. 投与時:筋肉内注射にあたっては、組織・神経などへの影響を避けるため、次記の点に注意する。

    1. 筋肉内注射時同一部位への反復注射は行わない。
    2. 筋肉内注射時神経走行部位を避けるよう注意する。
    3. 注射針を刺入した時、激痛を訴えたり、血液の逆流をみた場合は直ちに針を抜き、部位をかえて注射する。
  2. アンプルカット時:本剤はアンプルカット時のガラス片混入の少ないクリーンカットアンプルを使用しているが、更に安全に使用するため、エタノール消毒綿等で清拭しカットする。

(取扱い上の注意)

安定性試験:最終包装製品を用いた長期保存試験[室温保存、3年]の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、ホモック注200mgは室温保存において3年間安定であることが確認されている。