処方薬
マリゼブ錠12.5mg
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マリゼブ錠12.5mgの基本情報

マリゼブ錠12.5mgの概要

商品名 マリゼブ錠12.5mg
一般名 オマリグリプチン錠
薬価・規格 353.5円 (12.5mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 MSD
ブランド マリゼブ錠12.5mg 他
YJコード 3969025F1022
レセプト電算コード 622449001
識別コード @
添付文書PDFファイル

マリゼブ錠12.5mgの主な効果と作用

  • 糖尿病を治療するお薬です。
  • 血糖を一定に保つ物質を分解する酵素の働きをおさえ、血糖値を改善する働きがあります。

マリゼブ錠12.5mgの用途

マリゼブ錠12.5mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

便秘、下痢、湿疹、ALT増加、グリコヘモグロビン増加、血中ブドウ糖増加

起こる可能性のある重大な副作用

低血糖、重篤な低血糖症状、低血糖症状、意識消失、類天疱瘡、水疱、びらん、急性膵炎、持続的な激しい腹痛、嘔吐、腸閉塞、高度便秘、腹部膨満、持続する腹痛

マリゼブ錠12.5mgの用法・用量

  • 通常、成人にはオマリグリプチンとして25mgを1週間に1回経口投与する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤は主に腎臓で排泄されるため、重度腎機能障害のある患者、血液透析を要する末期腎不全又は腹膜透析を要する末期腎不全患者では、次を目安に用量調節すること
    • なお、ここで示している用法・用量はシミュレーション結果に基づき設定されたものであることから、患者の状態を慎重に観察すること〔9.2.1、9.8高齢者の項、16.6.1参照〕
  • 重度腎機能障害、末期腎不全:eGFR<30mL/min/1.73㎡、Cr>1.9mg/dLの男性、Cr>1.4mg/dLの女性;投与量12.5mg週1回
  • Cr:血清クレアチニン値(eGFRに相当する換算値(年齢60歳))
  • 7.2. 末期腎不全患者については、血液透析との時間関係は問わない〔9.2.1、9.8高齢者の項、16.6.1参照〕
  • 7.3. 次の点を患者に指導すること
  • ・ 本剤は週1回服用する薬剤であり、同一曜日に服用すること
  • ・ 本剤の服用を忘れた場合は、気づいた時点で1回分を服用し、その後はあらかじめ定められた曜日に服用する(ただし、同日中に2回分を服用しない)
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

マリゼブ錠12.5mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 重症感染症
    • 重症ケトーシス
    • 重篤な外傷
    • 手術前後
    • 糖尿病性前昏睡
    • 糖尿病性昏睡
    • 1型糖尿病
    • 栄養不良状態
    • 過度のアルコール摂取
    • 飢餓状態
    • 低血糖
    • 脳下垂体機能不全
    • 激しい筋肉運動
    • 不規則な食事摂取
    • 副腎機能不全
    • 食事摂取量不足
    • 重度腎機能障害
    • 末期腎不全
    • 血液透析を要する末期腎不全
    • 腹膜透析を要する末期腎不全
    • Cr>1.4mg/dLの女性
    • Cr>1.9mg/dLの男性
    • eGFR<30mL/min/1.73㎡
    • 血液透析を要する末期腎不全の高齢者
    • 重度腎機能障害のある高齢者
    • 腹膜透析を要する末期腎不全の高齢者

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

  • 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 高齢者(65歳〜)
    • 小児等(0歳〜14歳)
    • Cr>1.9mg/dLの男性
    • Cr>1.4mg/dLの女性
    • 重度腎機能障害のある高齢者(65歳〜)
    • 血液透析を要する末期腎不全の高齢者(65歳〜)
    • 腹膜透析を要する末期腎不全の高齢者(65歳〜)
  • 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 高齢者(65歳〜)
    • Cr>1.9mg/dLの男性
    • Cr>1.4mg/dLの女性
    • 重度腎機能障害のある高齢者(65歳〜)
    • 血液透析を要する末期腎不全の高齢者(65歳〜)
    • 腹膜透析を要する末期腎不全の高齢者(65歳〜)

マリゼブ錠12.5mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
糖尿病用薬 低血糖
インスリン製剤 低血糖、低血糖のリスクが増加
スルホニルウレア系薬剤 低血糖、低血糖のリスクが増加
チアゾリジン系薬剤 低血糖
ビグアナイド系製剤 低血糖
α-グルコシダーゼ阻害剤 低血糖
速効型食後血糖降下剤 低血糖
GLP-1アナログ 低血糖
SGLT2阻害剤 低血糖

マリゼブ錠12.5mgと主成分が同じ薬

  • 内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
    薬価 660.6円 (25mg1錠)
    薬の形状 内用薬 > 錠剤 > 錠
    製造会社 MSD
    先発
  • 内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
    薬価 353.5円 (12.5mg1錠)
    薬の形状 内用薬 > 錠剤 > 錠
    製造会社 MSD
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マリゼブ錠12.5mgに関係する解説

DPP-4阻害薬

  • マリゼブ錠12.5mgは、DPP-4阻害薬に分類される。
  • DPP-4阻害薬とは、体内でインスリン分泌を促す物質の作用を強め、血糖値を下げる薬。

DPP-4阻害薬の代表的な商品名

  • グラクティブ、ジャヌビア
  • エクア
  • ネシーナ
  • トラゼンタ
  • テネリア
  • スイニー
  • オングリザ
  • ザファテック
  • マリゼブ
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