処方薬
グルコバイOD錠100mg
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グルコバイOD錠100mgの基本情報

グルコバイOD錠100mgの概要

商品名 グルコバイOD錠100mg
一般名 アカルボース口腔内崩壊錠
薬価・規格 25.6円 (100mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 バイエル薬品
ブランド グルコバイ錠50mg 他
YJコード 3969003F4033
レセプト電算コード 621937201
識別コード 100
添付文書PDFファイル

グルコバイOD錠100mgの主な効果と作用

  • 糖尿病を治療するお薬です。
  • 腸でのブドウ糖の吸収を遅らせ、食後の血糖値をコントロールする働きがあります。

グルコバイOD錠100mgの用途

グルコバイOD錠100mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

腹部膨満、鼓腸、放屁増加、軟便、腹痛、便秘、排便回数増加、下痢、嘔気、食欲不振、食欲亢進

起こる可能性のある重大な副作用

低血糖、低血糖症状、持続する腹痛、嘔吐、AST上昇、ALT上昇、重篤な肝機能障害、意識障害、高アンモニア血症が増悪、腸閉塞、黄疸、劇症肝炎

上記以外の副作用

消化不良、過敏症、発疹、そう痒、頭痛、頭重感、めまい、しびれ感、γ-GTP上昇、Al-P上昇、LDH上昇、白血球減少、血小板減少、胸部圧迫感、口渇、腸管のう腫状気腫症、貧血、浮腫、ほてり、味覚異常、頻尿

グルコバイOD錠100mgの用法・用量

  • アカルボースとして、成人では通常1回100mgを1日3回、食直前に経口投与する
  • ただし、1回50mgより投与を開始し、忍容性を確認したうえ1回100mgへ増量することもできる
    • なお、年齢、症状に応じ適宜増減する
  • (用法及び用量に関連する注意)高齢者等忍容性の低下が懸念される患者に対しては低用量(1回50mg)から投与を開始すること〔9.8高齢者の項参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

グルコバイOD錠100mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 重症感染症
    • 重症ケトーシス
    • 重篤な外傷
    • 手術前後
    • 糖尿病性前昏睡
    • 糖尿病性昏睡
    • 胃腸障害
    • ロエムヘルド症候群
    • 重度ヘルニア
    • 大腸狭窄
    • 大腸潰瘍
    • 重篤な肝機能障害
    • 重篤な腎機能障害
    • 開腹手術
    • 腸閉塞

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

グルコバイOD錠100mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
スルホニルウレア系薬剤 低血糖
スルホンアミド系薬剤 低血糖
ビグアナイド系製剤 低血糖
インスリン製剤 低血糖
インスリン抵抗性改善剤 低血糖
速効型食後血糖降下剤 低血糖
糖尿病用薬及び糖尿病用薬の血糖降下作用を増強する薬剤 本剤の糖質吸収遅延作用が加わる
β-遮断剤 本剤の糖質吸収遅延作用が加わる
サリチル酸製剤 本剤の糖質吸収遅延作用が加わる
モノアミン酸化酵素阻害剤 本剤の糖質吸収遅延作用が加わる
糖尿病用薬及び糖尿病用薬の血糖降下作用を減弱する薬剤 本剤の糖質吸収遅延作用が加わる
エピネフリン 本剤の糖質吸収遅延作用が加わる
副腎皮質ホルモン剤 本剤の糖質吸収遅延作用が加わる
甲状腺ホルモン剤 本剤の糖質吸収遅延作用が加わる
ジゴキシン 血中濃度が低下、血中濃度の上昇
ラクツロース<経口> 消化器系の副作用が増強
ラクチトール水和物<経口> 消化器系の副作用が増強
炭水化物消化酵素製剤 両剤の薬効に影響
ジアスターゼ 両剤の薬効に影響
コレスチラミン 本剤の効果<特に食後インスリン値の上昇の抑制>が増強

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