処方薬
オイグルコン錠1.25mg
先発

オイグルコン錠1.25mgの基本情報

オイグルコン錠1.25mgの概要

商品名 オイグルコン錠1.25mg
一般名 グリベンクラミド錠
薬価・規格 5.9円 (1.25mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 太陽ファルマ
ブランド オイグルコン錠1.25mg 他
YJコード 3961003F1028
レセプト電算コード 613960002
識別コード BM300
添付文書PDFファイル

オイグルコン錠1.25mgの主な効果と作用

  • 糖尿病を治療するお薬です。
  • インスリンの分泌を促して血糖値を下げる働きがあります。

オイグルコン錠1.25mgの用途

オイグルコン錠1.25mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

そう痒感、脱毛、血小板減少、白血球減少、下痢、胃部膨満感、便秘、悪心、食欲不振、心窩部痛、過敏症

起こる可能性のある重大な副作用

低血糖、脱力感、高度空腹感、発汗、精神障害、意識障害、低血糖症状、動悸、振戦、頭痛、知覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、痙攣、無顆粒球症、溶血性貧血、肝炎、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇

上記以外の副作用

発疹、光線過敏症、めまい、けん怠感、眠気、流涙、視力低下、浮腫、アルコール耐性低下

オイグルコン錠1.25mgの用法・用量

  • 通常、1日量グリベンクラミドとして1.25mg~2.5mgを経口投与し、必要に応じ適宜増量して維持量を決定する
  • ただし、1日最高投与量は10mgとする
  • 投与方法は、原則として1回投与の場合は朝食前又は後、2回投与の場合は朝夕それぞれ食前又は後に経口投与する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

オイグルコン錠1.25mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 胃腸障害
    • インスリン依存型糖尿病
    • 嘔吐
    • 過敏症
    • 下痢
    • 若年型糖尿病
    • 重症感染症
    • 重症ケトーシス
    • 重篤な外傷
    • 重篤な肝機能障害
    • 重篤な腎機能障害
    • 手術前後
    • 糖尿病性前昏睡
    • 糖尿病性昏睡
    • ブリットル型糖尿病
    • ボセンタン水和物投与中
    • 栄養不良状態
    • 過度のアルコール摂取
    • 飢餓状態
    • 低血糖
    • 脳下垂体機能不全
    • 激しい筋肉運動
    • 不規則な食事摂取
    • 副腎機能不全
    • 食事摂取量不足
    • 肝機能障害<重篤な肝機能障害を除く>
    • 腎機能障害<重篤な腎機能障害を除く>

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

オイグルコン錠1.25mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
ボセンタン 肝酵素値上昇の発現率が増加
糖尿病用薬 血糖降下作用の増強による低血糖症状
インスリン製剤 血糖降下作用の増強による低血糖症状
ビグアナイド系製剤 血糖降下作用の増強による低血糖症状
チアゾリジン系薬剤 血糖降下作用の増強による低血糖症状
α-グルコシダーゼ阻害剤 血糖降下作用の増強による低血糖症状
DPP-4阻害剤 血糖降下作用の増強による低血糖症状
GLP-1アナログ 血糖降下作用の増強による低血糖症状
SGLT2阻害剤 血糖降下作用の増強による低血糖症状
プロベネシド 血糖降下作用の増強による低血糖症状
クマリン系抗凝血剤 血糖降下作用の増強による低血糖症状
ワルファリンカリウム 血糖降下作用の増強による低血糖症状
サリチル酸製剤 血糖降下作用の増強による低血糖症状
アスピリン 血糖降下作用の増強による低血糖症状
サザピリン 血糖降下作用の増強による低血糖症状
プロピオン酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤 血糖降下作用の増強による低血糖症状
ナプロキセン 血糖降下作用の増強による低血糖症状
ロキソプロフェン 血糖降下作用の増強による低血糖症状
アリール酢酸系消炎剤 血糖降下作用の増強による低血糖症状
アンフェナクナトリウム水和物 血糖降下作用の増強による低血糖症状
ナブメトン 血糖降下作用の増強による低血糖症状
オキシカム系消炎鎮痛剤 血糖降下作用の増強による低血糖症状
ロルノキシカム 血糖降下作用の増強による低血糖症状
フィブラート系薬剤 血糖降下作用の増強による低血糖症状
ベザフィブラート 血糖降下作用の増強による低血糖症状
クロフィブラート 血糖降下作用の増強による低血糖症状
β-遮断剤 血糖降下作用の増強による低血糖症状
プロプラノロール 血糖降下作用の増強による低血糖症状
メトプロロール 血糖降下作用の増強による低血糖症状
コハク酸シベンゾリン 血糖降下作用の増強による低血糖症状
ジソピラミド 血糖降下作用の増強による低血糖症状
塩酸ピルメノール 血糖降下作用の増強による低血糖症状
モノアミン酸化酵素阻害剤 血糖降下作用の増強による低血糖症状
クラリスロマイシン 血糖降下作用の増強による低血糖症状
サルファ剤 血糖降下作用の増強による低血糖症状
スルファメトキサゾール 血糖降下作用の増強による低血糖症状
スルファジメトキシン 血糖降下作用の増強による低血糖症状
クロラムフェニコール 血糖降下作用の増強による低血糖症状
テトラサイクリン系抗生物質 血糖降下作用の増強による低血糖症状
塩酸テトラサイクリン 血糖降下作用の増強による低血糖症状
塩酸ミノサイクリン 血糖降下作用の増強による低血糖症状
シプロフロキサシン 血糖降下作用の増強による低血糖症状
レボフロキサシン 血糖降下作用の増強による低血糖症状
アゾール系抗真菌剤 血糖降下作用の増強による低血糖症状
ミコナゾール 血糖降下作用の増強による低血糖症状
フルコナゾール 血糖降下作用の増強による低血糖症状
エピネフリン 血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
副腎皮質ホルモン剤 血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
酢酸コルチゾン 血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
ヒドロコルチゾン 血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
甲状腺ホルモン剤 血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
レボチロキシン 血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
乾燥甲状腺 血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
卵胞ホルモン 血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
安息香酸エストラジオール 血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
エストリオール 血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
利尿剤 血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
トリクロルメチアジド 血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
フロセミド 血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
ピラジナミド 血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
イソニアジド 血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
リファンピシン類 血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
ニコチン酸製剤 血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
フェノチアジン系薬剤 血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
クロルプロマジン 血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
マレイン酸フルフェナジン 血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
フェニトイン 血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
酢酸ブセレリン 血糖降下作用の減弱による高血糖症状、嘔気、嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭
ACE阻害剤 低血糖

飲食物との組み合わせ注意

  • ニコチン酸(ナイアシン)を含むもの<まいたけ、たらこ、インスタントコーヒー、かつお節、まぐろ など>

オイグルコン錠1.25mgと主成分が同じ薬

主成分が同じ薬をすべて見る

オイグルコン錠1.25mgに関係する解説

スルホニルウレア系薬(SU剤)

  • オイグルコン錠1.25mgは、スルホニルウレア系薬(SU剤)に分類される。
  • スルホニルウレア系薬(SU剤)とは、膵臓の細胞に作用し、膵臓からのインスリン分泌を促し血糖値を下げる薬。

スルホニルウレア系薬(SU剤)の代表的な商品名

  • アマリール
  • オイグルコン
  • グリミクロン
スルホニルウレア系薬(SU剤)についての詳しい解説を見る