処方薬
カヌマ点滴静注液20mg
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カヌマ点滴静注液20mgの基本情報

カヌマ点滴静注液20mgの概要

商品名 カヌマ点滴静注液20mg
一般名 セベリパーゼアルファ(遺伝子組換え)注射液
薬価・規格 1301517.0円 (20mg10mL1瓶)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
製造会社 アレクシオンファーマ
YJコード 3959419A1026
レセプト電算コード 622471701
添付文書PDFファイル

カヌマ点滴静注液20mgの主な効果と作用

  • 先天的に欠損または低下している代謝酵素を補充する働きがあります。
  • ライソゾーム酸性リパーゼ欠損症を治療するお薬です。

カヌマ点滴静注液20mgの用途

  • ウォルマン病
  • コレステロールエステル蓄積症
  • ライソゾーム酸性リパーゼ欠損症

カヌマ点滴静注液20mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

腹痛、下痢、蕁麻疹、頻脈、腹部膨満、胃食道逆流性疾患、悪心、嘔吐、胸部不快感、発熱、悪寒

起こる可能性のある重大な副作用

アナフィラキシー

上記以外の副作用

疲労、注入部位硬結、浮腫、眼瞼浮腫、尿路感染、体温上昇、酸素飽和度低下、高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、浮動性めまい、筋緊張低下、激越、不安、不眠症、易刺激性、月経過多、咳嗽、呼吸困難、喉頭浮腫、呼吸窮迫、皮膚そう痒症、発疹、丘疹性皮疹、充血、高血圧、低血圧、蒼白

カヌマ点滴静注液20mgの用法・用量

  • 通常、セベリパーゼ アルファ(遺伝子組換え)として、1回体重1kgあたり1mgを2週に1回、点滴静注する
  • 効果不十分な場合には、1回体重1kgあたり3mgを2週に1回又は週1回まで増量し、点滴静注する
  • ただし、乳児期発症の急速進行性の場合には、セベリパーゼ アルファ(遺伝子組換え)として、1回体重1kgあたり1mgを週1回、点滴静注する
  • 効果不十分な場合には、1回体重1kgあたり3mgを週1回まで増量し、点滴静注する
    • なお、患者の状態に応じて適宜増減する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 日局生理食塩液で希釈したのちに投与すること
  • 投与速度が速いとinfusion reactionが発現しやすいため、患者の状態を観察しながら、2時間以上かけて点滴静注すること(1mg/kg投与で患者の忍容性が良好な場合は、1時間以上かけて点滴静注してもよいが、投与速度は4mL/kg/hを超えないこと)〔8.6、14.1.4参照〕
  • 7.2. コレステロールエステル蓄積症では、肝障害が急速に進行するような重症患者に限り、1回体重1kgあたり3mgを週1回投与まで増量することができる(なお、臨床試験において、コレステロールエステル蓄積症には、1回体重1kgあたり3mg週1回投与を超える投与経験はない、乳児期発症の急速進行性のウォルマン病には、1回体重1kgあたり5mg週1回投与を超える投与経験はない)〔17.1.1、17.1.2参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

カヌマ点滴静注液20mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

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