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デフィブラーゼ点滴静注液10単位
先発

デフィブラーゼ点滴静注液10単位の基本情報

デフィブラーゼ点滴静注液10単位の概要

商品名 デフィブラーゼ点滴静注液10単位
一般名 バトロキソビン注射液
薬価・規格 7040.0円 (10単位1管)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 東菱薬品
YJコード 3959400A1030
レセプト電算コード 620006267
添付文書PDFファイル

デフィブラーゼ点滴静注液10単位の主な効果と作用

  • 手足の痛みや冷えなどの症状を改善するお薬です。
  • 血液が固まるのに関わる物質(フィブリノゲン)を減らし、血液の流れをよくする働きがあります。
  • 突発性難聴を改善するお薬です。

デフィブラーゼ点滴静注液10単位の用途

デフィブラーゼ点滴静注液10単位の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

好酸球増多、白血球増多、赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット値減少、血小板増加、血清AST上昇、血清ALT上昇、アルカリホスファターゼ上昇、BUN上昇、血清クレアチニン上昇

起こる可能性のある重大な副作用

出血傾向、ショック

上記以外の副作用

蛋白尿、悪心、嘔吐、不快感、眩暈、頭痛、頭重、代謝異常、総コレステロール上昇、中性脂肪上昇、耳鳴、過敏症、蕁麻疹、皮下出血、止血遅延、胸痛、発熱、白血球減少、血小板減少、胃痛、食欲不振、胃部不快感、ふらつき、しびれ感、目のかすみ、眼振、発疹、血管痛、冷感、脱力感、心外膜炎、鼻づまり

デフィブラーゼ点滴静注液10単位の用法・用量

  • 1日1回バトロキソビンとして10バトロキソビン単位(BU)を輸液で用時希釈し、隔日に1時間以上かけて点滴静注する
    • 但し、次の場合は初回量を20BUとする
  • 1.治療前の血中フィブリノゲン濃度が400mg/dL以上の場合
  • 2.突発性難聴において急性効果を期待する場合
  • 投与期間は6週間以内とする
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

デフィブラーゼ点滴静注液10単位の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 亜急性細菌性心内膜炎
    • 喀血
    • 過敏症
    • 凝固障害
    • 血管障害による出血傾向
    • 月経期間中
    • 血小板減少性紫斑病
    • 血友病
    • 重症高血圧症
    • 重症糖尿病
    • 重篤な肝障害
    • 重篤な腎障害
    • 手術時
    • 手術直後
    • 出血
    • 消化管潰瘍
    • 頭蓋内出血
    • 大腸炎
    • 内臓腫瘍
    • 尿路出血
    • 消化管憩室炎
    • 性器出血を伴う妊婦・産褥婦
    • アナフィラキシー様症状
    • 口唇浮腫
    • 喉頭浮腫
    • 呼吸困難
    • ショック
    • 蕁麻疹
    • 脳血管障害後遺症
    • 薬剤過敏症
    • 抗凝固剤投与中
    • 血小板機能を抑制する薬剤投与中
    • 抗線溶剤投与中
    • ゼラチン含有製剤に対して過敏症
    • ゼラチン含有の食品に対して過敏症

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

デフィブラーゼ点滴静注液10単位の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
血液凝固阻止剤 出血傾向、止血遅延を増強、凝固系への影響、胚致死作用
ヘパリン製剤 出血傾向、止血遅延を増強
ワルファリン 出血傾向、止血遅延を増強
アルガトロバン 出血傾向、止血遅延を増強
抗血小板剤 出血傾向、止血遅延を増強
アスピリン 出血傾向、止血遅延を増強
チクロピジン 出血傾向、止血遅延を増強
シロスタゾール 出血傾向、止血遅延を増強
抗線溶剤 血栓・塞栓症
トラネキサム酸 血栓・塞栓症
ε-アミノカプロン酸 血栓・塞栓症
サリチル酸製剤 凝固系への影響、胚致死作用

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