ウタゲン配合散に関係する解説
尿アルカリ化薬
- ウタゲン配合散は、尿アルカリ化薬に分類される。
- 尿アルカリ化薬とは、酸性に傾いている尿や体液をアルカリ性にし、高尿酸血症における酸性尿や尿路結石などを改善する薬。
尿アルカリ化薬の代表的な商品名
- ウラリット
処方薬
ウタゲン配合散
後発
ウタゲン配合散の基本情報
ウタゲン配合散の概要
| 商品名 | ウタゲン配合散 |
|---|---|
| 一般名 | クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウム散 |
| 薬価・規格 | 6.5円 (1g) |
| 薬の形状 |
内用薬 > 散剤 > 散
|
| 製造会社 | 全星薬品 |
| YJコード | 3949101A1130 |
| レセプト電算コード | 620857701 |
ウタゲン配合散の主な効果と作用
ウタゲン配合散の用途
ウタゲン配合散の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
AST上昇、ALT上昇、Al－P上昇、γ－GTP上昇、胃不快感、下痢、悪心、胸やけ、嘔吐、食欲不振、発疹
起こる可能性のある重大な副作用
高カリウム血症、徐脈、脱力感
上記以外の副作用
排尿障害、頻脈、残尿感、眠気、全身倦怠感、LDH上昇、血中クレアチニン上昇、BUN上昇、嘔気、口内炎、腹部膨満感、胃痛、舌炎、皮膚そう痒感、貧血
ウタゲン配合散の用法・用量
- 〈痛風ならびに高尿酸血症における酸性尿の改善〉通常成人1回1gを1日3回経口投与するが、尿検査でpH6.2から6.8の範囲に入るよう投与量を調整する
- 〈アシドーシスの改善〉原則として成人1日量6gを3～4回に分けて経口投与するが、年齢、体重、血液ガス分析結果などから患者の状況に応じ適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ウタゲン配合散の使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
ウタゲン配合散の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
| 薬剤名 | 影響 |
|---|---|
| ヘキサミン | 効果を減弱 |
| ヘキサミン注 | 効果を減弱 |
| 水酸化アルミニウム＜服用＞ | 他のクエン酸製剤との併用でアルミニウムの吸収が促進 |