処方薬
ユリス錠2mg
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ユリス錠2mgの基本情報

ユリス錠2mgの概要

商品名 ユリス錠2mg
一般名 ドチヌラド錠
薬価・規格 92.3円 (2mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 富士薬品
YJコード 3949005F3025
レセプト電算コード 622703801
添付文書PDFファイル

ユリス錠2mgの主な効果と作用

  • 腎臓で尿酸が尿中へ排泄される働きを促すことで、血液中の尿酸の量を減らし、関節などに発生する炎症と痛みをしずめる働きがあります。
  • 痛風などの高尿酸血症を治療するお薬です。

ユリス錠2mgの用途

ユリス錠2mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

軟便、γ-GTP増加、関節炎、四肢不快感、関節痛、腎結石、腎石灰沈着症、尿中β2ミクログロブリン増加、血中クレアチニン増加、尿中アルブミン/クレアチニン比増加、尿中アルブミン陽性

上記以外の副作用

下痢、悪心、ALT増加、AST増加、発疹、皮膚そう痒症、倦怠感

ユリス錠2mgの用法・用量

  • 通常、成人にはドチヌラドとして1日0.5mgより開始し、1日1回経口投与する
  • その後は血中尿酸値を確認しながら必要に応じて徐々に増量する
  • 維持量は通常1日1回2mgで、患者の状態に応じて適宜増減するが、最大投与量は1日1回4mgとする
  • (用法及び用量に関連する注意)尿酸降下薬による治療初期には、血中尿酸値の急激な低下により痛風関節炎(痛風発作)が誘発されることがあるので、本剤の投与は0.5mg1日1回から開始し、投与開始から2週間以降に1mg1日1回、投与開始から6週間以降に2mg1日1回投与とするなど、徐々に増量すること
    • なお、増量後は経過を十分に観察すること〔8.1、17.1.1-17.1.3参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ユリス錠2mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

ユリス錠2mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
ピラジナミド 本剤の効果が減弱
サリチル酸製剤 本剤の効果が減弱
アスピリン 本剤の効果が減弱

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    薬の形状 内用薬 > 錠剤 > 錠
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    薬価 50.5円 (1mg1錠)
    薬の形状 内用薬 > 錠剤 > 錠
    製造会社 富士薬品
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  • 内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
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    ユリス錠0.5mg

    薬価 27.7円 (0.5mg1錠)
    薬の形状 内用薬 > 錠剤 > 錠
    製造会社 富士薬品
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ユリス錠2mgに関係する解説

尿酸再吸収阻害薬(高尿酸血症治療薬)

  • ユリス錠2mgは、尿酸再吸収阻害薬(高尿酸血症治療薬)に分類される。
  • 尿酸再吸収阻害薬(高尿酸血症治療薬)とは、腎臓の尿細管における尿酸の再吸収に関わるトランスポーターの働きを阻害することで、尿中からの尿酸排泄を促し、尿酸値を下げることで高尿酸血症などの病態を改善する薬。

尿酸再吸収阻害薬(高尿酸血症治療薬)の代表的な商品名

  • ユリス
尿酸再吸収阻害薬(高尿酸血症治療薬)についての詳しい解説を見る