処方薬
ジトリペンタートカル静注1000mg

ジトリペンタートカル静注1000mgの基本情報

ジトリペンタートカル静注1000mgの概要

商品名 ジトリペンタートカル静注1000mg
一般名 ペンテト酸カルシウム三ナトリウム注射液
薬価・規格 - 円 (1000mg5mL1管)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 日本メジフィジックス
YJコード 392941YA1022
添付文書PDFファイル

ジトリペンタートカル静注1000mgの主な効果と作用

  • 放射性物質を体の外へ排泄させるお薬です。
  • 放射性物質を体の外へ排泄させて、体内汚染を軽減する働きがあります。

ジトリペンタートカル静注1000mgの用途

  • アメリシウムの体内汚染の軽減
  • プルトニウムの体内汚染の軽減
  • キュリウムの体内汚染の軽減

ジトリペンタートカル静注1000mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

頭痛、頭部ふらふら感、金属味、疲労感、手指のしびれ感、高カリウム血症、低血糖症、高尿酸血症、白血球数増加、片頭痛、胸痛

上記以外の副作用

頻脈、喘鳴、発作性咳嗽、下痢、悪心、嘔吐、過敏症、全身性アレルギー反応、皮膚炎、そう痒感、アレルギー性皮膚反応、血尿、膿尿、糖尿、蛋白尿、毛髪成長減退、亜鉛欠乏

ジトリペンタートカル静注1000mgの用法・用量

  • 通常、ペンテト酸カルシウム三ナトリウムとして1000mgを1日1回点滴静注、又は緩徐に静脈内投与する
    • なお、患者の状態、年齢、体重に応じて適宜減量する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 治療開始後は尿中の放射能を適宜測定し、本剤の投与継続の必要性を考慮すること
  • 7.2. 超ウラン元素による体内汚染の軽減には、本剤又はペンテト酸亜鉛三ナトリウムのいずれかを投与することができるが、薬剤の選択に際しては、国内ガイドライン等を参考に、患者の状態等を考慮して判断すること
  • 7.3. 本剤は体内の亜鉛を排泄させる作用があるため、長期投与時には亜鉛欠乏に注意する必要がある(長期間の治療が必要な場合には、ペンテト酸亜鉛三ナトリウムへの切替えを考慮すること)
  • 7.4. 小児への投与に際しては、体重に応じて投与量を調節すること
  • 参考として、成人の体重を60kgとした場合、体重当たりの1回投与量は約17mg/kgに相当し、体重10kgでは約167mg、体重20kgでは約333mg、体重30kgでは500mgとなる〔9.7小児等の項参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ジトリペンタートカル静注1000mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 喘息
    • 腎機能障害
    • プルトニウム・アメリシウム・キュリウム以外の超ウラン元素による体内汚染
    • プルトニウム・アメリシウム・キュリウム以外の放射性核種による体内汚染

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

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