処方薬
デスフェラール注射用500mg
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デスフェラール注射用500mgの基本情報

デスフェラール注射用500mgの概要

商品名 デスフェラール注射用500mg
一般名 デフェロキサミンメシル酸塩注射用
薬価・規格 1147.0円 (500mg1瓶)
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 注射用
注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
製造会社 ノバルティス ファーマ
YJコード 3929402D1036
レセプト電算コード 620005182
添付文書PDFファイル

デスフェラール注射用500mgの主な効果と作用

  • 体内の余分な鉄と結合し、排泄させる働きがあります。
  • 体内の余分な鉄を取り除くお薬です。

デスフェラール注射用500mgの用途

デスフェラール注射用500mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

発疹、疼痛、血小板減少、白血球数減少、めまい、頭痛、痙攣、低血圧、頻脈、嘔気、嘔吐

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、血管浮腫、水晶体混濁、視力低下、夜盲、色覚異常、視野欠損、霧視、網膜色素変性、視力消失、視神経炎、暗点、角膜混濁、聴力障害、難聴、耳鳴、感音性難聴、エルシニア感染症、エルシニア敗血症、発熱、下痢、腹痛、ムーコル症、重症真菌感染症、急性腎障害、腎尿細管障害

上記以外の副作用

黄疸、肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、過敏症、紅斑、蕁麻疹、筋痙縮、関節痛、骨痛、血尿、乏尿、血中クレアチニン増加、けん怠感、硬結、血清Ca低下、副甲状腺機能亢進症悪化

デスフェラール注射用500mgの用法・用量

  • 本剤1バイアル(デフェロキサミンメシル酸塩として500mg)を通常、日本薬局方注射用水5mLに溶解して使用する
  • 通常、慢性鉄過剰症に対しては、1日量デフェロキサミンメシル酸塩として1000mgを1~2回に分けて筋肉内に注射する
  • 維持量としては、効果発現の程度に応じて、適宜1日量デフェロキサミンメシル酸塩として500mgに減量する
  • 患者が特に重篤であったり、あるいはショックの状態にあるときには、1回デフェロキサミンメシル酸塩として1000mgを毎時15mg/kgの速度で徐々に点滴静注し、1日量が80mg/kgを超えない範囲とする
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

デスフェラール注射用500mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 重篤な腎障害<透析中を除く>
    • 無尿<透析中を除く>
    • 重篤な肝障害
    • 腎機能障害
    • 心機能不全
    • 透析中
    • 糖尿病
    • 血清フェリチン値が2000ng/mL以下
    • 低血清フェリチン値の小児
    • 血清フェリチン値の低い

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

デスフェラール注射用500mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
アスコルビン酸 心機能の低下
プロクロルペラジン 一過性の意識障害
クエン酸ガリウム静注 ガリウムスキャンイメージが得られない

飲食物との組み合わせ注意

  • ビタミンCを含むもの<アセロラ、パセリ、緑茶、グァバ、海苔 など>

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