処方薬
メイロン静注8.4%

メイロン静注8.4%の基本情報

メイロン静注8.4%の概要

商品名 メイロン静注8.4%
一般名 炭酸水素ナトリウム注射液
薬価・規格 346.0円 (8.4%250mL1袋)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
製造会社 大塚製薬工場
ブランド メイロン静注7% 他
YJコード 3929400H3031
レセプト電算コード 620008401
添付文書PDFファイル

メイロン静注8.4%の主な効果と作用

  • 乗り物酔いなどによるめまいや吐き気をおさえるお薬です。
  • 血液が酸性に傾いている状態を改善するお薬です。
  • 薬などの中毒による吐き気などの症状をおさえるお薬です。
  • 血液中の過剰な酸を中和する働きがあります。
  • 尿への薬物の排泄を促す働きがあります。
  • じんま疹を治療するお薬です。
  • 耳の血管をひろげて血液の流れをよくする働きがあります。

メイロン静注8.4%の用途

  • アシドーシス
  • 急性蕁麻疹
  • 動揺病の悪心
  • 動揺病の嘔吐
  • 動揺病のめまい
  • 内耳障害の悪心
  • 内耳障害の嘔吐
  • 内耳障害のめまい
  • 薬物中毒<pHの上昇により尿中排泄の促進される薬物に限る>の排泄促進
  • メニエール症候群の悪心
  • メニエール症候群の嘔吐
  • メニエール症候群のめまい

メイロン静注8.4%の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

アルカローシス、高ナトリウム血症、低カリウム血症、凝固時間延長、テタニー、口唇しびれ感、知覚異常、血管痛、発熱、全身冷感、不快感

上記以外の副作用

貧血、悪心、徐脈

メイロン静注8.4%の用法・用量

  • 〈薬物中毒の際の排泄促進、動揺病等に伴う悪心・嘔吐及びめまい、急性蕁麻疹〉炭酸水素ナトリウムとして通常成人1回12~60mEq(1~5g)を静脈内注射する
  • 〈アシドーシス〉一般に通常用量を次式により算出し、静脈内注射する
  • 必要量(mEq)=不足塩基量(mEq/L)×0.2×体重(kg)
    • なお、いずれの場合も年齢、症状により適宜増減する
  • (用法及び用量に関連する注意)各用法及び用量における製剤量は次のとおりである
  • 〈薬物中毒の際の排泄促進、動揺病等に伴う悪心・嘔吐及びめまい、急性蕁麻疹〉通常成人1回投与量:本剤12~60mL
  • 〈アシドーシス〉本剤必要量(mL)=不足塩基量(Base Deficit mEq/L)×0.2×体重(kg)
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

メイロン静注8.4%の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

メイロン静注8.4%と主成分が同じ薬

  • 注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
    薬価 346.0円 (8.4%250mL1袋)
    薬の形状 注射薬 > 液剤 > 注射液
    製造会社 大塚製薬工場
  • 注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
    薬価 345.0円 (7%250mL1袋)
    薬の形状 注射薬 > 液剤 > 注射液
    製造会社 大塚製薬工場
  • 注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
    薬価 138.0円 (8.4%20mL1管)
    薬の形状 注射薬 > 液剤 > 注射液
    製造会社 大塚製薬工場
  • 注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
    薬価 100.0円 (7%20mL1管)
    薬の形状 注射薬 > 液剤 > 注射液
    製造会社 日新製薬
主成分が同じ薬をすべて見る

メイロン静注8.4%に関係する解説

炭酸水素ナトリウム製剤

  • メイロン静注8.4%は、炭酸水素ナトリウム製剤に分類される。
  • 炭酸水素ナトリウム製剤とは、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3:重曹)を主成分とし、酸の中和作用や発泡・膨張作用などにより、アシドーシス、胃炎や便秘などの消化器症状、めまいなどを改善したり、発泡剤などとして使われる薬。

炭酸水素ナトリウム製剤の代表的な商品名

  • 炭酸水素ナトリウム,重曹,重曹錠
  • メイロン
  • 新レシカルボン
  • ビットサン
炭酸水素ナトリウム製剤についての詳しい解説を見る