メタルカプターゼカプセル200mgの基本情報

関連する可能性がある病気です。

• ウイルソン病（銅が体内にたまる病気）を治療するお薬です。
• 血液中の鉛や水銀、銅などの重金属と結合し、体の外へ排泄させる働きがあります。
• 鉛、水銀、銅の中毒を治療するお薬です。

• ウイルソン病
• 肝レンズ核変性症
• 水銀中毒
• 銅中毒
• 鉛中毒

メタルカプターゼカプセル200mgの副作用

主な副作用

紫斑、無力症、めまい、頭痛、知覚障害、眼瞼下垂、昏迷、痙攣、味覚異常、耳鳴、視力異常

起こる可能性のある重大な副作用

白血球減少症、無顆粒球症、顆粒球減少症、好酸球増多症、血小板減少症、再生不良性貧血、貧血、低色素性貧血、溶血性貧血、汎血球減少症、血栓性血小板減少性紫斑病、モスコビッチ症候群、ネフローゼ症候群、膜性腎症、肺胞炎、間質性肺炎、PIE症候群、好酸球性肺浸潤症候群、閉塞性細気管支炎、グッドパスチュア症候群、尿所見異常、喀血、X線での肺浸潤、味覚脱失、視神経炎、神経炎、SLE様症状、天疱瘡様症状、重症筋無力症、ギランバレー症候群、多発性神経炎、多発性筋炎、筋不全麻痺、血栓性静脈炎、アレルギー性血管炎、多発性血管炎、白血球破砕性血管炎、肺に多様な臓器障害、腎臓に多様な臓器障害、血清学的に抗好中球細胞質抗体陽性、MPO－ANCA陽性、胆汁うっ滞性肝炎

上記以外の副作用

複視、白内障、聴力低下、口内炎、口角炎、腹痛、食欲不振、嘔気、嘔吐、下痢、消化性潰瘍、舌炎、消化不良、口内乾燥、胃炎、口唇炎、下血、歯肉炎、便秘、膵炎、発疹、皮膚そう痒、脱毛、皮膚炎、潮紅、皮下出血、結節性紅斑、多形紅斑、創傷治癒障害、穿孔性弾力線維症、爪異常、肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、黄疸、腎機能障害、尿蛋白、血尿、BUN上昇、クレアチニン上昇、腎炎、鼻出血、リンパ球減少、白血球増多、毛細血管脆弱、免疫グロブリン減少、IgA減少、IgG減少、IgM減少、関節痛、筋肉痛、浮腫、発熱、倦怠感、咽頭炎、動悸、体重減少、疼痛、陰門びらん、体重増加、ビタミンB6欠乏、乳房肥大、尿失禁

メタルカプターゼカプセル200mgの用法・用量

• 〈ウイルソン病（肝レンズ核変性症）〉通常、成人にはペニシラミンとして1日1000mgを食前空腹時に1～数回に分けて経口投与する
  • なお、患者の年齢、症状、忍容性、本剤に対する反応等に応じて、一般に1日量600～1400mgの範囲で増減し、また、投与法についても、連日投与、間歇投与、漸増投与法など各症例ごとに用法及び用量を決定する
• 〈鉛・水銀・銅の中毒〉通常、成人にはペニシラミンとして1日1000mgを食前空腹時に数回に分けて経口投与する
  • なお、患者の年齢、症状、忍容性、本剤に対する反応等に応じて、一般に1日量600～1400mgの範囲で増減し、また、投与法についても、連日投与、間歇投与、漸増投与法など各症例ごとに用法及び用量を決定する
• 通常、小児にはペニシラミンとして1日20～30mg/kgを食前空腹時に数回に分けて経口投与する
  • なお、患者の年齢、症状、忍容性、本剤に対する反応等に応じて適宜増減する
• ただし、1日量は、成人の標準用量（1日1000mg）を上限とする

病気や症状に応じた注意喚起

• 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 金剤投与中
  • SLE
  • 血液障害
  • 腎機能障害
  • 成長期の小児で結合組織の代謝障害
  • 過敏症
  • 肝機能障害

患者の属性に応じた注意喚起

• 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 幼児・小児
  • 妊婦・産婦
  • 新生児(低出生体重児を含む)
  • 乳児
  • 授乳婦
  • 高齢者

年齢や性別に応じた注意喚起

• 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 成長期の小児で結合組織の代謝障害(0歳〜14歳)
• 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 小児等(0歳〜14歳)
  • 低出生体重児(0日〜27日)
  • 新生児(0日〜27日)
  • 乳児(0日〜364日)
• 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 小児(0歳〜14歳)
• 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
  • 小児(0歳〜14歳)

• 亜鉛を含むもの＜かき、小麦、あわび、パプリカ、からすみ など＞
• 鉄分を含むもの＜バジル、海苔、あゆ、ひじき、あさり など＞