処方薬
ヘパリン類似物質ローション0.3%「ニプロ」
後発

ヘパリン類似物質ローション0.3%「ニプロ」の添付文書

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効果・効能

血栓性静脈炎(痔核を含む)、血行障害に基づく疼痛と炎症性疾患(注射後硬結並びに注射後疼痛)、凍瘡、肥厚性瘢痕・ケロイドの治療と予防、進行性指掌角皮症、皮脂欠乏症、外傷(打撲、捻挫、挫傷)後の腫脹・血腫・腱鞘炎・筋肉痛・関節炎、筋性斜頚(乳児期)。

用法・用量

1日1~数回適量を患部に塗布する。

副作用

本剤は、副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

次のような症状が現れた場合には、使用を中止するなど適切な処置を行う。

  1. 過敏症:(頻度不明)皮膚刺激感、皮膚炎、そう痒、発赤、発疹、潮紅等。

  2. 皮膚(使用部位):(頻度不明)紫斑。

使用上の注意

(禁忌)

  1. 出血性血液疾患(血友病、血小板減少症、紫斑病等)のある患者[血液凝固抑制作用を有し、出血を助長する恐れがある]。

  2. 僅少な出血でも重大な結果を来すことが予想される患者[血液凝固抑制作用を有し、出血を助長する恐れがある]。

(妊婦・産婦・授乳婦等への使用)

妊娠中の使用に関する安全性は確立していない。

(適用上の注意)

使用部位:

  1. 潰瘍・糜爛面への直接塗擦又は塗布を避ける。

  2. 眼には使用しない。

(取扱い上の注意)

  1. 使用後はきちんとキャップを締め、なるべく涼しい所に保管する。

  2. 小児の手の届かない所に保管する。

  3. 安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、ヘパリン類似物質ローション0.3%「ニプロ」は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。