処方薬
クレキサン皮下注キット2000IU
先発
クレキサン皮下注キット2000IUの基本情報
クレキサン皮下注キット2000IUの概要
商品名 | クレキサン皮下注キット2000IU |
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一般名 | エノキサパリンナトリウムキット |
薬価・規格 | 650.0円 (2,000低分子ヘパリン国際単位0.2mL1筒) |
薬の形状 |
注射薬 > キット類 > キット類
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製造会社 | サノフィ |
YJコード | 3334406G1020 |
レセプト電算コード | 620006786 |
クレキサン皮下注キット2000IUの主な効果と作用
- 血を固まりにくくし、血液の流れをよくするお薬です。
- 血管の中に
血栓 ができるのを防ぐ働きがあります。
クレキサン皮下注キット2000IUの用途
クレキサン皮下注キット2000IUの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
AST上昇、ALT上昇、頭痛、めまい、血小板数増加、貧血、白血球数減少、白血球数増加、過敏症、紅斑、そう痒症
起こる可能性のある重大な副作用
皮下出血、処置後出血、消化管出血、血小板減少、梗塞、四肢虚血、ショック、アナフィラキシー、血腫、出血、脊髄硬膜外血腫、後腹膜出血、頭蓋内出血、致死的、著明な血小板数減少、肝機能障害、黄疸
上記以外の副作用
便秘、四肢痛、γ-GTP上昇、Al-P上昇、LDH上昇、血中尿素上昇、疼痛、硬結、そう痒感、熱感、末梢性浮腫、発熱、血中カルシウム減少、感覚減退、不眠、発疹、下痢、悪心、嘔吐、消化不良、腹痛、背部痛、肝機能異常、ビリルビン上昇、血中カリウム減少、CRP上昇、創部分泌、動悸、胸痛、創合併症、末梢冷感、湿疹、トリグリセリド上昇、好酸球数増加、刺激感、皮膚壊死、浸潤、紫斑、水疱性皮疹、皮膚血管炎、血中カリウム上昇、脱毛症
クレキサン皮下注キット2000IUの用法・用量
- 通常、エノキサパリンナトリウムとして、1回2000IUを、原則として12時間毎に1日2回連日皮下注射する
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 国内臨床試験において、15日間以上投与した場合の有効性及び安全性は検討されていない
- 7.2. 原則として、術後24~36時間に手術創等からの出血がないことを確認してから投与を開始すること
- 7.3. 腎障害のある患者では本剤の血中濃度が上昇し、出血の危険性が増大するおそれがあるので、クレアチニンクリアランス30~50mL/minの患者に投与する場合は、国内臨床試験成績も踏まえて、症例毎の血栓リスク及び出血リスクを勘案して適用を慎重に判断し、なお、出血の危険性が高いと考えられる場合には、投与間隔を延長することが望ましい(エノキサパリンナトリウムとして2000IUを1日1回投与する)〔2.4、9.2.2、16.6.1、17.1.5参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
クレキサン皮下注キット2000IUの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
クレキサン皮下注キット2000IUの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
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止血に影響を与える薬剤投与中 | 血管や臓器の障害箇所に出血が起こる |
血液凝固阻止剤 | 出血傾向が増強 |
ヘパリン製剤 | 出血傾向が増強 |
ワルファリン | 出血傾向が増強 |
血小板凝集抑制作用を有する薬剤 | 出血傾向が増強 |
チクロピジン塩酸塩 | 出血傾向が増強 |
ジピリダモール | 出血傾向が増強 |
サリチル酸製剤 | 出血傾向が増強 |
アスピリン | 出血傾向が増強 |
デキストラン40 | 出血傾向が増強 |
血栓溶解剤 | 出血傾向が増強 |
ウロキナーゼ | 出血傾向が増強 |
組織プラスミノゲンアクチベーター製剤 | 出血傾向が増強 |
非ステロイド系抗炎症剤 | 出血傾向が増強 |
ロキソプロフェン | 出血傾向が増強 |
ジクロフェナク | 出血傾向が増強 |