処方薬
ポリドカスクレロール0.5%注2mL
先発
ポリドカスクレロール0.5%注2mLの基本情報
ポリドカスクレロール0.5%注2mLの概要
商品名 | ポリドカスクレロール0.5%注2mL |
---|---|
一般名 | ポリドカノール注射液 |
薬価・規格 | 673.0円 (0.5%2mL1管) |
薬の形状 |
注射薬 > 液剤 > 注射液
|
製造会社 | カイゲンファーマ |
ブランド | ポリドカスクレロール0.5%注2mL 他 |
YJコード | 3329405A2029 |
レセプト電算コード | 620004362 |
ポリドカスクレロール0.5%注2mLの主な効果と作用
- 足の静脈瘤の治療に用いるお薬です。
ポリドカスクレロール0.5%注2mLの用途
ポリドカスクレロール0.5%注2mLの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
皮膚色素沈着、静脈炎、皮膚水疱、皮下出血、皮膚異常感覚、皮膚掻痒、皮膚浮腫、発赤、皮膚炎、皮膚びらん、皮膚疼痛
起こる可能性のある重大な副作用
瘤内血栓、局所色素沈着、アナフィラキシーショック、致死的転帰、喘息発作、血圧低下、意識消失、全身性蕁麻疹、血管浮腫、眼瞼浮腫、呼吸困難、血栓塞栓症、肺塞栓症、深部静脈血栓症、血栓性静脈炎、息切れ、胸部不快感、下肢疼痛、下肢浮腫、脳血管障害、一過性脳虚血発作、心停止、循環虚脱、動悸、心電図異常、肺水腫、錯乱、局所組織障害、局所壊死、局所潰瘍
上記以外の副作用
圧痛、湿疹、アレルギー性皮膚反応、白血球減少、中性脂肪上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇、CRP上昇、CK上昇、めまい、頭痛、片頭痛、錯感覚、胸痛、視覚障害、味覚異常、痂皮、血腫、ヘモグロビン低下、プロトロンビン時間短縮、γ-GTP低下、AL-P低下、総コレステロール上昇、総コレステロール低下、尿蛋白、悪心、嘔気、多毛症、発熱、ほてり
ポリドカスクレロール0.5%注2mLの用法・用量
- 直径1mm未満の一次性下肢静脈瘤を対象に、1穿刺あたり0.1~0.5mLを基準として静脈瘤内に1箇所又は2箇所以上投与する
- なお、1回の総投与量はポリドカノールとして2mg/kg以下とする
- 1回の処置で治療が終了しない場合、次回の投与は原則として1週間後とする
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 体重別の1日上限投与量は次を参照すること
- 1). 患者体重50kg:1日上限投与量20.0mL
- 2). 患者体重60kg:1日上限投与量24.0mL
- 3). 患者体重70kg:1日上限投与量28.0mL
- 7.3. 静脈瘤径別の使用薬剤は静脈瘤径直径1mm未満は本剤を使用し、注入量は必要最小限にとどめること
- 7.4. 投与方法静脈針又は翼状針を静脈瘤内に穿刺して血液の逆流等で瘤内に穿刺されていることを確認し、本剤をゆっくり注入する
- 注入後は、直ちに枕子等で圧迫後、弾力包帯又は弾力ストッキングを装着し、投与部位の血管内皮を接着させ、積極的に歩行させるか、屈伸運動を行い、深部静脈血栓形成の防止に努める
- 7.5. 投与後処置弾力包帯又は弾力ストッキングを用い、圧迫は最低1週間行う(圧迫1週間後に下肢検査を行う)、血栓除去術は圧迫1週間後の時点で行い、その後弾力ストッキングで約1カ月間圧迫する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ポリドカスクレロール0.5%注2mLの使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
ポリドカスクレロール0.5%注2mLの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
---|---|
経口避妊薬 | 血栓形成 |
血液凝固阻止剤 | 血栓形成が抑制・阻害 |
抗血小板剤 | 血栓形成が抑制・阻害 |
麻酔剤 | 心臓に対する作用<抗不整脈作用>を増強 |