処方薬
エトキシスクレロール1%注射液
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エトキシスクレロール1%注射液の基本情報

エトキシスクレロール1%注射液の概要

商品名 エトキシスクレロール1%注射液
一般名 ポリドカノール注射液
薬価・規格 15947.0円 (1%30mL1瓶)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 カイゲンファーマ
YJコード 3329405A1022
レセプト電算コード 643320119
添付文書PDFファイル

エトキシスクレロール1%注射液の主な効果と作用

エトキシスクレロール1%注射液の用途

エトキシスクレロール1%注射液の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

食道潰瘍、血小板減少、貧血、白血球増加、プロトロンビン時間延長、白血球減少、食道狭窄、食道びらん、食道潰瘍出血、食道血腫、嚥下障害

起こる可能性のある重大な副作用

播種性血管内凝固症候群、DIC、ショック、アナフィラキシー、喘鳴、呼吸困難、血圧低下、意識消失、全身潮紅、蕁麻疹、血管浮腫、顔面浮腫、喉頭浮腫

上記以外の副作用

出血性胃炎、嘔気、嘔吐、胸痛、胸水貯留、縦隔炎、BUN上昇、クレアチニン上昇、AST上昇、ALT上昇、ビリルビン上昇、LDH上昇、アルブミン低下、Al-P上昇、アンモニア上昇、血清総蛋白減少、発熱、心窩部痛、尿糖陽性、脳血管障害、菌血症、門脈血栓、好酸球増多、食道静脈瘤出血、食道穿孔、胃潰瘍出血、十二指腸潰瘍出血、肺炎、肺塞栓

エトキシスクレロール1%注射液の用法・用量

  • 本剤は、経内視鏡的食道静脈瘤硬化療法に用いるものである
  • 通常、成人には1穿刺あたり本剤1~3mLを食道静脈瘤周囲に注入する
    • なお、注入量は静脈瘤の状態及び患者の病態により適宜増減するが、1内視鏡治療あたりの総注入量は30mL以内とする
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

エトキシスクレロール1%注射液の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • DIC
    • 過敏症
    • 重篤な心疾患
    • 播種性血管内凝固症候群
    • ショック
    • 動脈硬化
    • 胃潰瘍出血
    • 十二指腸潰瘍出血
    • 前ショック状態
    • 多臓器障害
    • 内視鏡検査が危険
    • 胃びらん出血
    • 投与部位並びにその周辺に炎症
    • 血液凝固阻止剤使用中
    • 投与部位並びにその周辺に潰瘍
    • 糖尿病性細小血管症
    • 重篤な肝機能障害
    • 腎機能障害
    • 心疾患
    • 発熱
    • 全身消耗性疾患

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

エトキシスクレロール1%注射液の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
血液凝固阻止剤 血栓形成が抑制・阻害
オレイン酸モノエタノールアミン製剤 食道潰瘍・食道狭窄・胸水貯留の発現率が高くなる
麻酔剤 心臓に対する作用<抗不整脈作用>を増強

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