処方薬
オルダミン注射用1g
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オルダミン注射用1gの基本情報

オルダミン注射用1gの概要

商品名 オルダミン注射用1g
一般名 モノエタノールアミンオレイン酸塩注射液
薬価・規格 15313.0円 (10%10g1瓶)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
製造会社 富士化学
YJコード 3329404D1032
レセプト電算コード 620005152
添付文書PDFファイル

オルダミン注射用1gの主な効果と作用

  • 食道静脈瘤の治療に用いるお薬です。
  • 胃静脈瘤の治療に用いるお薬です。

オルダミン注射用1gの用途

オルダミン注射用1gの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

溶血、LDH上昇、ビリルビン上昇、腹痛、発熱、食道静脈瘤、白血球増多、貧血、赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少

起こる可能性のある重大な副作用

門脈血栓、肝性昏睡、重篤な血栓症、肺梗塞、脳血管障害、食道穿孔、急性呼吸窮迫症候群、肺水腫、急速に進行する呼吸困難、低酸素血症、胸部X線による両側性びまん性肺浸潤陰影、ショック、急性腎障害、血尿、播種性血管内凝固症候群、DIC、重篤な胃潰瘍、巨大胃潰瘍

上記以外の副作用

血小板減少、白血球減少、肉眼的血色素尿、BUN上昇、クレアチニン上昇、蛋白尿、AST上昇、ALT上昇、アルブミン低下、γ-GTP上昇、ALP上昇、尿ウロビリノーゲン上昇、血清総蛋白低下、食道狭窄、食道潰瘍、食道内巨大血腫、食道びらん、食道潰瘍出血、胸痛、胸水貯留、縦隔炎、血圧上昇、頭痛、血圧低下、CK上昇、嘔気、心窩部痛、食道静脈瘤出血、出血性胃炎、胃潰瘍出血、十二指腸潰瘍出血、菌血症

オルダミン注射用1gの用法・用量

  • 〈食道静脈瘤出血の止血及び食道静脈瘤の硬化退縮〉経内視鏡的食道静脈瘤硬化療法に用いる
  • 用時、1バイアルあたり10mLの注射用水又は血管造影用X線造影剤を加えて5%溶液に調製する
  • 通常、成人には静脈瘤1条あたり5%モノエタノールアミンオレイン酸塩として1~5mLを食道静脈瘤内に注入する
    • なお、注入量は静脈瘤の状態及び患者の病態により適宜増減するが、1内視鏡治療あたりの総注入量は20mL以内とする
  • 〈胃静脈瘤の退縮〉バルーン閉塞下逆行性経静脈的塞栓術に用いる
  • 用時、1バイアルあたり10mLの血管造影用X線造影剤を加えて5%溶液に調製する
  • 通常、成人には5%モノエタノールアミンオレイン酸塩として、1治療あたり0.4mL/kg以内を胃静脈瘤内に注入する
    • なお、1治療あたり5%モノエタノールアミンオレイン酸塩としての総注入量は30mL以内とする
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

オルダミン注射用1gの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • DIC
    • 過敏症
    • 播種性血管内凝固症候群
    • 腎に重篤な合併症
    • ショック
    • 心肺機能低下
    • 胃潰瘍出血
    • 十二指腸潰瘍出血
    • 前ショック状態
    • 多臓器障害
    • 内視鏡検査が危険
    • 胃びらん出血
    • 心肺に重篤な合併症
    • 重篤な肝障害
    • 心血管障害
    • 脳血管障害
    • 全身消耗性疾患
    • 腎障害<腎に重篤な合併症を有する場合を除く>

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

オルダミン注射用1gの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
ポリドカノール製剤 食道潰瘍・食道狭窄・胸水貯留の発現率が高くなる

オルダミン注射用1gと主成分が同じ薬

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