処方薬
経口用トロンビン細粒1万単位

経口用トロンビン細粒1万単位の基本情報

経口用トロンビン細粒1万単位の概要

商品名 経口用トロンビン細粒1万単位
一般名 トロンビン細粒
薬価・規格 1268.6円 (10,000単位1g1包)
薬の形状
内用薬 > 散剤 > 細粒
内用薬 > 散剤 > 細粒のアイコン
製造会社 持田製薬
ブランド 経口用トロンビン細粒1万単位 他
YJコード 3323001C1061
レセプト電算コード 620004483
識別コード MO319THROMBINOralfinegran
添付文書PDFファイル

経口用トロンビン細粒1万単位の主な効果と作用

  • 消化管(食道、胃、十二指腸)の出血をおさえるお薬です。
  • 出血局所の血液を急速に固まらせ、損傷血管を閉塞し、出血をおさえる働きがあります。

経口用トロンビン細粒1万単位の用途

  • 上部消化管出血

経口用トロンビン細粒1万単位の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

過敏症、発疹、発赤、腹部膨満感、下痢、嘔気、嘔吐、発熱、頭痛

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、呼吸困難、チアノーゼ、血圧降下、凝固異常、異常出血、抗ウシ・トロンビン抗体を生じる、抗第5因子抗体を生じる

経口用トロンビン細粒1万単位の用法・用量

  • 適当な緩衝剤に溶かした溶液(トロンビンとして200~400単位/mL)を経口投与する
    • なお、出血の部位及び程度により適宜増減する
  • (用法及び用量に関連する注意)トロンビンの至適pHは7付近であり、酸により酵素活性が低下するので、事前に緩衝液等により胃酸を中和させること〔14.2.2、14.2.4参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

経口用トロンビン細粒1万単位の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 外傷に伴う出血
    • 過敏症
    • 手術中出血
    • アプロチニン製剤投与中
    • 牛血液を原料とする製剤に対し過敏症
    • ヘモコアグラーゼ投与中
    • トラネキサム酸投与中
    • DIC
    • 網内系活性低下
    • 重篤な肝障害
    • 播種性血管内凝固症候群

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

経口用トロンビン細粒1万単位の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
ヘモコアグラーゼ 血栓形成傾向
トラネキサム酸 血栓形成傾向
アプロチニン製剤 血栓形成傾向

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